たかせけいこく ルート 高瀬ダム(11:50)〜林道出合〜晴嵐荘(15:10)
〜噴湯丘〜晴嵐荘(16:30)//山荘(07:20)〜展望台
〜晴嵐荘(09:00/09:40)〜林道出合〜ダム(12:40)
北ア-高瀬渓谷 シュミレーション
地  域 20a:槍ヶ岳/北西E
概要 槍ヶ岳を源流とする水俣川と、三俣蓮華岳・鷲羽岳を源流とする湯俣川の合流点付近を高瀬渓谷と呼ばれます。合流した川は呼称を高瀬川と変え、高瀬ダム・七倉ダムを経て犀川・千曲川・信濃川と呼び名を変えながら日本海に流れ出ます。高瀬渓谷には湯俣温泉があります。豊富な湯量による内湯と野天風呂を有し、渓流にはイワナ、ヤマメも多く、釣り人にも親しまれている素朴な温泉です。湯俣から裏銀座縦走コースの野口五郎岳に通じる竹村新道、また、千丈沢や北鎌尾根をルートに槍ヶ岳に向かうコースの登山基地としても知られています。またた、1kmほど上流の湯俣川下流の河原に温泉沈殿物が堆積して盛り上がった噴湯丘(ふんとうきゅう)があり、国の天然記念物に指定され、平成21年には「日本の地質百選」にも認定されました。今回の山行は、この噴湯丘の見学と湯俣岳南西稜の登山道から槍ヶ岳の穂先をながめる山旅です。
Mapion 長野県大町市
標  高 1620m/1270m=350m
距  離 約23.0km、斜度:max32゜
体力度 67P、☆☆☆
山行日 2010.09.25-26、(晴)
形  態 山荘1泊、2名
時  間 所要10:00/歩行07:45
アクセス 自家用車+タクシー、05:30
備  考 展望台:急坂
ルート・シュミレーション はこちらから
高瀬ダムの堰堤裾野
東京電力が管理する発電用ダムで、の黒部ダム(黒部川)に次ぎ日本第二位の高さ:176mを誇る巨大なロックフィルダム。中部山岳国立公園に指定されており、黒部ダムと同様に自家用車で行くことが出来ないダムです。高瀬ダムは隠れた紅葉の名所で、堤頂から見る紅葉は燃え立つように鮮やかで見る者を感動させるといわれています。(wikipedia) ...
12:40 高瀬ダム到着、標高:1270m
槍ヶ岳
 ↓
北鎌尾根
    ↓
木製の遊歩道
11:15 林道出合、標高:1290m
10:45 名無避難小屋、標高:1330m
樹林帯、中央にカツラの大木でしょうか?
紅葉は10月中旬、2010年は遅れています
高瀬川上流
ゆったりと時間が流れてゆきます
晴嵐荘の近くにある野天風呂
至福のひとときです・・・・
北鎌尾根
   ↓
大天井岳方面
 ↓
槍ヶ岳
  ↓
晴嵐荘
   ↓
下流方向
 ↓
鷲羽岳
 ↓
三俣蓮華岳
双六岳
   ↓
硫黄岳の
山塊
  ↓
槍ヶ岳
 ↓
北鎌尾根
  ↓
北鎌尾根
   ↓
槍ヶ岳
 ↓
硫黄岳の山塊
       ↓
噴湯丘望遠俯瞰
展望台から湯俣川俯瞰
  ↑
噴湯丘
 
噴湯丘
登山道からの東側展望
         燕岳の尾根が望めます
08:15 展望台、標高:1620m
 湯俣岳(標高:2378.7m)はここから約2.0km
燕岳方向
  ↓
燕山荘
 ↓
鷲羽岳
 ↓
三俣蓮華岳
  ↓
双六岳
   ↓
硫黄岳の山塊
 ↓
高瀬川の最上流のダム
この上で水俣川と湯俣川が合流しています
高瀬ダム湖の奥にある
秘湯:湯俣温泉晴嵐荘は槍ヶ岳北面や水晶岳、野口五郎岳へ登山するにあたり重要なベースキャンプでもあります。高瀬ダムからは徒歩でのアクセスしかありません。

この日は
収容人員100人(最大200人)のところ、オフシーズンのため、土曜日にもかかわらず3組6人の宿泊者でした。10月中旬に紅葉の最盛期を迎える頃には、団体さんをはじめとするハイカーで混雑するそうです。
水俣川の谷
  ↓
二日目、07:20 晴嵐荘出発
水晶岳・野口五郎岳への竹村新道登山口
2日目
15:50 噴湯丘(ふんとうきゅう)、標高:1440
高瀬川の支流の水俣川
ここを遡ると北鎌尾根を経て槍ヶ岳につながる
15:10 晴嵐荘への吊橋、標高:1420m
   宿泊手続きをすませて噴湯丘へ出発
晴嵐荘
   ↓
湯俣温泉が見えてきました
コジ沢河口上流の分岐斜瀑、落差:15m(目測)
コジ沢河口対岸の斜瀑、落差:20m(目測)
遊歩道なのに隧道、この先にダム施設あり
14:20 コジ沢近くの河川敷からの北側展望
鉢ノ木岳
 ↓
13:55 名無避難小屋、標高:1330m
    ※名無という名前の小屋です
13:05 林道終点、標高:1290m
     高瀬ダムからほぼ水平の林道です
ブナ立尾根
 ↓
鉢ノ木岳
 ↓
不動岳
  ↓
この奥に烏帽子岳
 ↓
東澤橋梁からの東側展望
表銀座の餓鬼岳の稜線が眺められます
12:40 発電所、標高:1290m
    ここではじめて槍ヶ岳の穂先が望めます
槍ヶ岳
  ↓
北鎌尾根
    ↓
餓鬼岳の稜線
  ↓
この稜線を上り詰めると北燕岳
       ↓
東澤橋梁からの南側展望
裏銀座の尾根が覗いています
野口五郎岳の尾根
  ↓
高嵐山
 ↓
12:35 東澤橋梁、標高:1290m
   ここに近接する山小屋へのヘリポート基地
ブナ立尾根
 ↓
不動岳
 ↓
南沢岳
 ↓
林道終点近くからの北側展望:高瀬ダム方向
12:05 トンネル南口からの上流
            標高:1300m
ダムの砕石採取のための車列
6台x6クルー=36台でフル回転、壮観です
山中の彩り:8枚
登山道見晴し場からの水俣川、吊橋がかかっているのが眺められます
かつては手掘りで温泉がわき出たと言われています
11:10 七倉到着、タクシー待ち25分
撮影日:2010.09.25-26

01 アキノキリンソウ
02 シラタマノキ
03 ススキ
04 フジアザミ
05 ミヤマママコナ
06 ヤアマハハコ
07 ナナカマドの実
08 てり葉
展望台からの槍ヶ岳
登山道見晴し場からの南西側展望
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
天候不順で3回の日程変更。4度目の正直でようやくの山行がかないました。台風が小笠原諸島を北上中で、その影響が心配でしたが、予報が良い方にはずれ、二日間とも、山行中は、これ以上はないという好天に恵まれました。夏バテで終始した2010年の夏も終わり、秋の足音が、大きくなってきました・・・・
13:00 七倉駐車場帰着
11:50 発電所からの槍ヶ岳、なごりの望見
09:40 晴嵐荘出発、標高:1420m
展望台からの裏銀座
展望台からの槍ヶ岳、穂先が望めます
吊橋
 ↓
晴嵐荘の南側から登ってゆきます
河原に温泉沈殿物が堆積して盛り上がった噴湯丘(ふんとうきゅう)があり、国の天然記念物に指定され、平成21年には
「日本の地質百選」にも認定されました
噴湯丘の望遠、川の水量が多く渡渉困難

烏帽子岳登山口
11:50 高瀬ダム出発、標高:1270m
高瀬ダム:ロックフィル式、石の数:6万個に及ぶとか
高瀬渓谷山中にて
(長野県大町市)
山聲-TOP
山悠遊-北アルプス