常行堂右正面、奥に摩陀羅神社
山悠遊-島根出雲
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
ふろうさんがくえんじ |
ルート |
P(14:00)〜鰐淵寺(14:20/15:20)〜P(15:40) |
浮浪山鰐淵寺 |
地 域 |
32:日御碕/南東SE |
概要 鰐淵寺は、天台宗の寺院。山号は浮浪山。開山は智春上人、本尊は千手観世音菩薩と薬師如来の二体。伝承では推古天皇2年(594)、信濃の智春上人が当地の浮浪の滝に祈って推古天皇の眼疾が平癒したことから、同天皇の勅願寺として建立されたと伝わります。寺号の鰐淵寺は、智春上人が浮浪の滝のほとりで修行を行っている際に誤って滝壺に落とした仏器を、鰐(わに)がその鰓(えら)に引っ掛けて奉げたとの言い伝えから生じました。島根県や鳥取県地方は、修験道・蔵王信仰の盛んな土地であり、当寺も浮浪の滝を中心とした修験行場として発展したものと思われます。浮浪の滝は、鰐淵寺の入口から渓流を500mほどさかのぼった地点にあり、水量は少なく、滝壺の奥には蔵王堂が建つ。鰐淵寺の勢力は戦国期以降退潮となり、現在では、根本堂、蔵王堂が往時の賑わいを偲ばせるのみです。紅葉時期紅葉時期以外は静寂に支配されています。 |
 |
島根県出雲市別所町 |
標 高 |
180m/90m=90m |
距 離 |
約5.0km、斜度:max10゜ |
体力度 |
12P、☆ |
山行日 |
2013.09.26、(晴) |
形 態 |
前泊、3名 |
時 間 |
所要01:40/歩行01:00 |
アクセス |
自家用車、07:30 |
備 考 |
特に問題なし |
根本堂への表坂登り、階段踊場
蔵王堂正面
蔵王堂は浮浪の滝の滝裏、蔵王宝窟にあります。正面3間で前面に縁が付く
交通の便は良くはありませんが、この佇まいを感じるためにやってきました
鳥取県の三仏寺投入堂の雰囲気によく似ています
深山幽谷の神秘的な佇まいです
浮浪の滝への参道(山道)
摩陀羅神社右側面
釈迦堂
鐘楼の銅鐘
鐘楼と釈迦堂
根本堂左側面
根本堂左正面
根本堂扁額「鰐淵寺)
根本堂正面
手水場
吽形狛犬と四方唐破風の灯籠
阿形狛犬と四方唐破風の灯籠
蔵王堂、浮浪の滝
浮浪の滝は、鰐淵寺本坊から遊歩道(山道)を約15分くらいの位置にあります
昔、弁慶が修行をしたとされた浮浪の滝は落差18m(目測)
岩壁に建造された蔵王堂の前に滝が流れる落ちる幻想的な雰囲気をもつ滝です
この時期は水量が少なく、蔵王堂の前に滴る程度でした
下り表坂
常行堂左正面、奥に摩陀羅神社
根本堂への階段