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門紀行:慈光院 茨木門
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背面
正面額縁
正面二層目扁額『圓通』
左正面
左正面中景
標   題 慈光院 茨木門
地  域 29:大和郡山/北西SW
Mapion 奈良県大和郡山市小泉
山行日 2017.12.06、(晴)
間 口 三間一戸
特 徴 楼門
リ ン ク 社寺探訪:円通山慈光院
概   要 慈光院は、宗派:臨済宗大徳寺派、山号:円通山、本尊:釈迦如来、創建:寛文3年(1663)、開基:片桐石見守貞昌(石州、小泉藩主、石州流茶道の祖)、開山:玉庭、別称:茶の湯の寺。慈光院の名は、父・貞隆の法名から採られたものです。書院(重文)は、農家風の外観をもつ慈光院の中心的な建物で、入母屋造茅葺屋根に桟瓦の庇をめぐらし、全体に、天井や鴨居の高さを低くしており、座ったときに安らぎや落ち着きが出るよう熟慮されています。庭園(名勝・史跡)は、白砂の中にツツジなどの大刈込があり、この庭園を通して奈良盆地の眺望が素晴らしいことでも知られています。
片桐石州の出生地でもある摂津茨木の城は、徳川家康の発した一国一城令により取り壊されるが、茨木城楼門(史跡保存物)は、その中の門を貰い受け、屋根を書院と合わせて茅葺きに葺き替えて慈光院の山門とされたました。
この門は、寄棟屋切茅葺。
右背面
正面
左背面遠景
左背面
右背面中景