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門紀行:萬福寺 三門
左正面妻
放生池からの三門正面
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背面
背面扁額「旃檀林」
正面中央門を額縁にして
左正面階段
左前側面
右前側面
右正面妻
右正面
三門正面遠景
標   題 萬福寺 三門
地  域 26s:宇治/北西NE
Mapion 京都府宇治市五ヶ庄
山行日 2012.09.23、(雨/晴)
間 口 三間一戸
特 徴 二重門、重要文化財
リ ン ク 山悠遊:茶摘み歌黄檗山萬福寺
概   要 萬福寺(まんぷくじ)は、黄檗宗大本山の寺院。山号は黄檗山、開山は隠元隆g、本尊は釈迦如来である。日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した、黄檗宗の中心寺院で、中国・明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する。
三門は、 延宝6年(1678)の建立。「三間三戸」は、門の正面柱間が3間で、三間すべてが通路になっているものを指す(日本の禅宗寺院の三門は一般的には「五間三戸」です)。柱の下にある独特な形をした礎盤、屋根の上にある宝珠、それにたくさん掲げられた額など、萬福寺三門でしか見られない特徴をもっています。大棟(中央)に中国風の火焔付き宝珠が載っています。正面 の額「黄檗山」、「萬福寺」は隠元書。背面の額「旃檀林」は千呆(せんがい)書。ここを入れば脱俗の清浄域です。
この門は、入母屋屋根本瓦葺、両袖築地塀付。
一層扁額「萬福寺」
正面
二層扁額「黄檗山」
一層目正面中央
柱礎盤