せいこうさんじゃっこういん ルート 駐車場(10:40)
〜清香山玉泉寺寂光院
(10:40/12:00)
〜駐車場(12:20)
清香山寂光院
地  域 26cn:大原/南東NW 概要 寂光院は、山号:清香山、寺号:玉泉寺、院号:寂光院、宗派:天台宗、本尊:地蔵菩薩、創建年:伝推古天皇2年(594)、開基:伝聖徳太子。正式な寺名は『清香山玉泉寺寂光院』。聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立したと伝わります。当初から、尼寺として女性が住職を務められていたそうで、2代目住職に位置づけられている藤原信西の娘・阿波内侍(あわのないし)は「大原女」のモデルとも言われます。平安時代には、阿波内侍や平清盛の娘であり壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇の母・平徳子こと建礼門院が入寺し、平家一門と安徳天皇を弔いながら晩年を過ごした尼寺です。近年まで、徳川家康や豊臣秀頼・淀君、片桐且元の手によって修復・再興された本堂が残っていましたが、平成12年(2000)に火事で焼失、平成17年(2005)再建。大原の奥座敷にあり、山門へと続く参道は、紅葉と桜の名所です。
Mapion 京都市左京区大原草生町
標  高 265m/225m=40m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2022.04.20、(晴)
形  態 後泊、3名
時  間 所要01:40/歩行01:.00
アクセス 自家用車、02:10
備  考 特に問題なし
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「建礼門院徳子 大原西陵」参道口
「受難と再興」案内板
同祖神:大原女
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建礼門院使用井戸遺構
「建礼門院御庵室跡」案内板
建礼門院御庵室跡
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建礼門院御庵室跡
表門左正面
裏門背面
裏門左側背面
石碑『 ひめ小松 一千年の おん姿 歴史の重み 今に残さん 』
「千年姫小松」案内板
千年の姫小松(御神木)
千年の姫小松(御神木)
本堂前からの裏門背面遠景
諸行無常の鐘
諸行無常の鐘楼
本堂玄関からの雪見灯篭
本堂向拝からの書院玄関
本堂が向拝からの山門背面と書院玄関
書院玄関、お抹茶が頂けます(¥500-菓子付)
本堂内部から向拝越しの山門背面
本堂縁側、蔀戸
三段の滝「玉だれの泉水」
三段の滝、石塔
本堂への渡廊下、扁額『景肅殿』
本堂への渡廊下、四方正面の池
鉄製の雪見灯篭(豊臣秀頼寄進)
本堂右正面、右手前に雪見灯篭
本堂左正面
本堂左正面中景、手前は「汀の池」
本堂正面中景
山門 詳細はこちらから
茶室「孤雲」庭園、※結界で回遊できず
腰掛待合右正面
腰掛待合左正面
茶室庭門扁額『孤雲』
茶室庭門軒
茶室庭門左正面
茶室庭門
階段参道、奥に山門
階段参道
「寂光院」案内板
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参道口
「謡曲「大原御幸」と寂光院」案内板
本堂の左右にある心字池と『汀の池』。『汀の池』と呼ばれる池泉は、『平家物語』の中で、建礼門院と後白河法皇が対面する『大原行幸』の中で、「池水に汀の桜散り敷きて 波の花こそ盛なりけれ」という描写から呼称されているものだそうです。本堂の右手側、植栽の小さな刈込みが目を引く『心字池』は、背後の山から引かれた水によって三段の滝が表現されています。三段の滝は、玉だれの泉水といい、高さ角度とも絶妙なバランスがとれ、そのひびきはそれぞれ異なった音色が一つに合奏してように聞こえるそうです。
池の近くに置かれている鉄製の変わったデザインの灯籠は、豊臣秀頼が本堂を再興した際に、伏見城から寄進したものと伝わります。
参道の途中にある苔むした庭門を潜った先にあるのが、茶室『孤雲』へと至る池泉庭園。京都御所で行われた昭和天皇の即位の御大典の際に用いられた部材によって造られた茶室で、昭和6年に千宗室により茶室開きが催されたそうです。こちらの庭園は、結界の外から眺める形です。
「寂光院 拝観順路」案内図:観光パンフレットから
参道口前に流れる渓流と新緑のモミジ
「紫葉漬と大原女の発祥の地」案内石碑
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梵鐘「諸行無常の鐘」案内板
諸行無常の鐘楼
本堂向拝からの裏門背面
『寂光院御再興 黄門秀頼卿 御母儀 浅井備前守息女 為二世安楽也』
         ※黄門:宮廷の官位である中納言の唐面
本堂扁額
本堂向拝、縁側
四方正面の池
本堂左側面
茶室庭門妻
参道口
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