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門紀行:蘆花浅水荘 兜門
正面扁額『蘆花浅水荘』
背面附属待合
左背面
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標   題 蘆花浅水荘 兜門
地  域 25s:瀬田/北西NW
Mapion 滋賀県大津市中庄1丁目
山行日 2013.03.17、(晴)
間 口 一間一戸
特 徴 薬医門
リ ン ク 山悠遊:蘆花浅水荘、、
概   要 蘆花浅水荘は、日本画家:山元春挙によって、琵琶湖西岸に営まれた別荘です。別荘建設の経緯は、棟札及び「別荘入費及祝品控」により知られ、大正3年(1914)に屋敷地を購入、大正10年(1921)までに、庭園と各建物が整えられました。時代の移り変わりの中で、別荘街であった周辺もすっかり変容しましたが、当所は昭和30年(1955)、春挙の嗣子:清秀が「宗教法人記恩寺」とする等しながら守られています。
このは兜門といい、背面の平入り屋根の中央部分を曲線に欠いた形状です。
背面に内柱付きであることから、薬医門に分類しました。
この門は、寄棟造り桧皮葺、片袖潜戸付き、背面待合付き。
背面軒天見上げ、半円形切欠き部
正面
背面軒先、中央部分を半円形に欠いています
右背面