歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
おぎまちがっしょうしゅうらく ルート 荻町合掌集落(09:00/12:00)
荻町合掌集落
地  域 21n:鳩谷/南西S 概要 荻町集落は、南北方向に約1,500m、東西方向に約350mの広がりを持っている集落です。状態の良い合掌造り住宅及び庫裏が60棟残ります。世界遺産の登録面積は45.6haです。この集落の合掌造り家屋は、おおむね江戸時代末期から明治時代末期に建てられました。ほかに合掌造りを改築した住居や、合掌造りでない住居群もありますが、いずれも明治時代初期から20世紀中頃までに建造されたもので、十分に伝統的な集落の景観に調和しているとされています。荻町の合掌造り集落は、妻を南北に向けて整然と並んでいる点に特色があり、家ごとの塀がないことと相まって、それが独特の景観を形成しています。集落の北側には、高台の城山城址の展望台があり、荻町集落全体を見渡すことができます。なお、世界遺産の3集落のうち、最も規模が大きく、また交通の便が良くなっているため、観光地化によって大きな影響を受けている集落でもある。
Mapion 岐阜県白川村荻町
標  高 549m/490m=59m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、☆
山行日 2019.10.31、(晴)
形  態 前泊:3名
時  間 所要03:00/歩行01:00
アクセス 自家用車、03:30
備  考 特に支障なし
吊橋:であい橋(帰路)
合掌集落内散策
合掌集落内散策
荻町城址展望台からの集落俯瞰
荻町城址展望台からの集落俯瞰:望遠
荻町城址展望台からの集落俯瞰:望遠
合掌集落内散策
合掌集落内散策
屋根葺き替え作業中
合掌集落内散策
合掌集落内散策
長瀬家左正面
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長瀬家住宅
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白川郷・五箇山の合掌造り集落は、飛越地方の白川郷と五箇山にある合掌造りの集落群で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。この地域は、白山信仰の修験者や平家の落人伝説とも結びつきが深く、地名としての白川郷は12世紀半ば、五箇山は16世紀にそれぞれ確認されますが、合掌造りがいつ始められたのかは定かではありません。江戸時代中期にあたる17世紀末に原型ができたと推測されています。一帯では、現在は水田が見られますが、それらのうち少なからぬ部分が戦後に転作されたものであり、もともとの農業の中心は、焼畑によるヒエ、アワ、ソバ、および養蚕のための桑でした。ヒエやアワの収穫は自給分が精一杯であったことから、その分家内工業の存在が大きくなっていました。合掌造りは、そうした家内工業の発展にあわせて、大型化、多層化していったと考えられています。なお、合掌造りが普及する以前の住居形式については、まだはっきりしていません。
本通り庄川下流方向
本通り庄川上流方向
荻町城址展望台からの山並み風景
荻町城址展望台からの集落俯瞰
高台からの集落俯瞰
合掌集落内散策
長瀬家左側面1階部
長瀬家左側面
「長瀬家」案内板
合掌集落内散策
屋根葺き替え作業中
屋根葺き替え作業中
屋根葺き替え作業中
合掌集落内散策
合掌集落内散策
吊橋からの庄川下流
吊橋からの庄川上流
吊橋:であい橋
村はずれの駐車場から集落名への吊橋:であい橋
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山悠遊-岐阜奥美濃