門紀行:瑞泉寺 台所門
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左正面、左手前に式台門
右正面、左奥に山門
左正面
正面
標   題 瑞泉寺 台所門
地  域 16:城端/北東C
Mapion 富山県南砺市井波
山行日 2019.04.24、(雨)
間 口 三間一戸
特 徴 長屋門
リ ン ク 山悠遊:杉谷山瑞泉寺
概   要 瑞泉寺は、明徳元年(1390)に綽如(しゃくにょ)によって創建された浄土真宗大谷派井波別院です。戦国時代には、越中一向一揆の拠点とされ、伽藍は城塞のような堅牢な石垣に囲まれています。天正9年(1581)、兵火により堂宇を焼失明治12年(1879)、火災で大門(山門)などを残して主要伽藍を焼失。その後、本堂、太子堂が再建されました。北陸最大の大伽藍で、寺域に足を踏み入れるとその格調高い雰囲気に身が包まれます。見るだけで圧巻の彫り物の細工は繊細で美しく、先人の偉業に驚かされます。
庫裏への通用門として設けられている長屋門で、台所門の名称があります。出入口は、長屋の中央に開けられ、両袖に子扉が設けられています。
桁行:19.4m、梁間:4.8mあり、以前は瓦葺でなまこ壁があり、隣接する太鼓楼に連接していましたが、平成21年(2009)に現在の姿に改修されました。将来は、こけら葺きに復元されることが可能な様にされています。
この門は、入母屋屋根銅板葺、左右塗壁塀。