橋紀行:藤見橋
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左岸上流部より俯瞰
左岸橋たもと
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右岸上流から
左岸下流上部から俯瞰
右岸上部から俯瞰
標   題 藤見橋
山 行 日 2009年(平成21年)10月12日(晴)
地  域 07:湯野上/南西C
Mapion 福島県南会津郡下郷町
撮影場所 左岸下流
リ ン ク 山悠々:塔のへつり
概   要 「へつり」とは、会津地方の方言で、川岸が切り立った崖となっている所という意味で、その形状が塔のような形をしている事から「塔のへつり」と呼ばれています。この「塔のへつり」は、大川(阿賀川)ラインにある渓谷で、凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いに構成されている事で、それぞれ浸食の度合いが異なり独特の景観を創り上げています。100万年の歳月をかけて形成された景観は、古くから信仰の対象にもなっています。このような浸食されたことを、河食地形と呼ばれ、奇形を呈する恒例として天然記念物に指定されています。昔は、この岩をたどるように街道が付けられていたそうです。現在は、これらの岩を巡るように通路が彫られていましたが、経年による崩落等のため、吊橋を渡している舞台岩周辺以外は立ち入り禁止となっています。
吊橋は藤見橋と呼ばれています。銘板によれば昭和62年に竣工で、それなりに揺れはするものの、観光地のアクセントとして敢えて揺れているように思えます。さらに、手摺が低いので恐怖感を一層かきたてます。一度に渡れる人数は、30人以下と但し書きまであります。
右岸上流から
右岸上流から