とうのへつり ルート ― ―
塔のへつり
地  域 07:湯野上/南西C 概要 「へつり」とは、会津地方の方言で、川岸が切り立った崖となっている所という意味で、その形状が塔のような形をしている事から「塔のへつり」と呼ばれています。この「塔のへつり」は大川ラインにある渓谷で、凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いに構成されている事で、それぞれ浸食の度合いが異なり独特の景観を創り上げています。100万年の歳月をかけて形成された景観は、古くから信仰の対象にもなっています。10の塔状の奇岩は、全長200mにわたり整列し、それぞれ「鷲塔岩・鷹塔岩・獅子・屋形・櫓・九輪・尾形・象・護摩・鳥烏帽子」と名付けられています。駐車場のある岸辺から対岸へは、吊橋でわたることができ、奇岩巡ることができます。洞窟には虚空像菩薩が祀られ、古くから自然崇拝的な信仰があったのかも知れません。塔のへつりは、河食地形の奇形を呈する好例として、昭和18年(1943年)に国指定天然記念物に指定されています。
Mapion 福島県南会津郡下郷町
標  高 440m/410m=30m
距  離 約--km、斜度:max--゜
体力度 --P、Θ
山行日 2009.10.12、(晴)
形  態 後宿泊、3名
時  間 所要00:40/歩行--
アクセス 自家用車、09:20
備  考 特に問題なし
名残の「塔のへつり」
信仰:侵食された岩洞内に積み上げられた小石
洞窟の内部
創建は大同2年(807年)に坂上田村麻呂が開いたものだとされています
案内板
クリックで拡大
「へつり」とは、川岸が切り立った崖となっているところのことを言います
また、釣り人などがこのような場所の少ない足場を頼りに
川沿いなどを進むことを「へつりをする」というそうです
色づき始めた木々を添えて・・・・

入 口
吊橋を渡ると岩の廊下を通ります
下流方向
下流方向
展望所から眺めた吊橋俯瞰
展望所から眺めた吊橋
塔のへつりの入口
クリックで拡大
左岸吊橋袂からの対岸
ハイライトゾーン:対岸展望所からの眺め
名残の「塔のへつり」
岩壁に夕日が射し、色づき始めた木々が秋の到来を告げ、川面に侵食岩が映えています
左岸からの吊橋俯瞰
虚空菩薩像が祀られる洞窟、右側に入口
上部を見上げます
岩の横顔を見つめます
岩の横顔を見つめます
対岸に渡り、川面に近づき岩の横顔を見つめます
鏡吊橋
岩の廊下を通る人・・・・
左岸からの対岸
左岸からの対岸
左岸吊橋袂からの対岸
左岸吊橋袂からの対岸
入口から眺めた吊橋
案内板
山悠遊-福島会津
展望所
 ↓
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP