橋紀行:松島三橋
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松島巡り
雄島―渡月橋(別名:縁切り橋)
五大堂島―すかし橋(別名:縁結び橋)
福浦橋/すかし橋
渡月橋/松島巡り
標   題 松島三橋 ( 福浦橋:出会い橋、すかし橋:縁結び橋、渡月橋:縁切り橋 )
山 行 日 2009年(平成21年)10月14日(晴)
地  域 04:松島/南東NW
Mapion 宮城県松島町松島
撮影場所 松島、各々の橋のたもと
リ ン ク 山悠々:日本三景-松島巡り
概   要 『松島や ああ松島や 松島や』松尾芭蕉の俳句で知られる松島は、宮城県の松島湾内外にある大小260余りの島々のこと。または、それらの島々と湾周囲を囲む松島丘陵も含めた修景地区のことで、日本三景の1つに数えられています。松島には、有名な朱塗りの三橋があります。
北に位置する福浦(ふくうら)島には、松島海岸と島を結ぶ福浦橋(別名:出会い橋)で、渡って「良縁」に出逢います。ひときわ目を引く252mの朱塗りの橋で陸と結ばれています。
港に近い中央にある五大堂島には、すかし橋(別名:縁結び橋)、渡って「合縁」を結びます。昔は松の丸太だけ(五大堂のある島は藩政時代女人禁制)の橋で、とても不便であったために、板を使用して作られたといわれています。 橋げたの間が空いたすかし橋は、橋の上から下の海が見える造りで、五大堂への参詣には、身も心も乱れのないように足もと(脚下)をよく見つめ(照顧)して気を引き締めさせるための配慮と思われます。
北に位置する雄島には、渡月橋(別名:縁切り橋)、渡って「悪縁」を絶ちます。僧侶や巡礼らが修行の為に、また修行僧が俗世間との縁を切り修行した場所だったことが、「縁切り橋」と呼ばれる由縁です。2011.03.11の東日本大震災には、震災による津波で渡月橋が流失したため、雄島に渡ることができなくなりましたが、2013年6月下旬に復旧、7月から渡ることが可能になっています。
福浦島-福浦橋(別名:出会い橋)