歳時記-滋賀伊吹
いぶきやま-さんよう20ねん
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概要 深田久弥が選定した、日本百名山の伊吹山。滋賀県で唯一の指定で、山頂のお花畑が知られています。若きころから夜間登山で親しんできた「オラが在所のオラが山」との認識で、いつも視界にありました。Webサイトを始めてから20年余り、登る山から眺める山へと変わってまいりました。昨今の異常気象による山崩れとと獣害で、山の姿が変貌してきました。そこで、「山容20年」と題し、伊吹山の山容の移ろいをまとめてみました。 |
伊吹山-山容20年 |
地 域 |
25ni:長浜/南東n |
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滋賀県山東町 |
撮影日 |
2024.10.17、(晴) |
2024.10.17、三島池からの南側斜面崩落地望遠(焦点距離:800mm)
2024(令和6年).07の大雨では、土石流が3度発生し、大量の土砂が麓の集落に流入しました
3合目付近には、なだらかな草地が広がるのですが、大量の土砂がたまっています
4合目付近では、直径1mにも及ぶ岩がころげ落ち、登山道は流されています
登山道は深さ:3m程x巾:3m規模のU字型に、深くえぐられていると報告されています
2023(令和5年).07におきた6合目付近の大規模な崩落では、自然の驚異が山腹に描かれています
鉱山採掘場の異様と、山に描かれた集中豪雨によるがけ崩れの白い筋
獣害による高山植物の荒廃
花の名山と知られる伊吹山は、もう過去の話となってしまいました
日本百名山の名誉ある称号も、残念ながら「返上」しなけいといけないのかも・・・・
2015.05.01、弥高山山頂からの山容
※2023(令和5年)..07.12、集中豪雨により6合目付近で大規模な崩落
2024.0102、佐和山山頂からの山容
2024.10.17、山東町朝日からの山容
2023.07に崩落した南側斜面、2024.10の時点でも入山規制が続く
※2024(令和6年).07.25、集中豪雨により西側山麓で大規模な崩落
2024.10.17、山東町三島池からの山容
2020.09.27、佐和山山頂からの山容
2015.05.01、伊吹町大清水からの山容
2012.08.08、山東町山室からの山容
2007.08.30、山東町山室からの山容
2003.08.10、山東町柏原からの山容