歳時記-滋賀湖北北
アジサイ園からの余呉湖北側
はなのいろはしちへんげ |
概要 滋賀湖北にある神秘の湖「余呉湖」。かつては、「賤ヶ岳の合戦」の舞台として、天女伝説や、「新雪賤ヶ岳の大観」として、琵琶湖八景の一つとしても知られる余呉湖。湖は、周囲を標高400m前後の小高い山に囲まれたところで、北側の部分が僅かばかり開けています。梅雨の時期、湖畔には、約1万株の紫陽花が約600mに渡って美しく咲き誇ります。別名「鏡湖(きょうこ)」と呼ばれる湖の美しさと共に、心を和ませてくれます。 |
花の色は七変化 |
地 域 |
25nn:木之本/南東SW |
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滋賀県余呉町川並 |
撮影日 |
2024.07.04、(晴一時曇) |
紫陽花(あじさい)の花言葉は、「移り気」や「浮気」、「無常」です。 この花言葉は、紫陽花の花の色が時期によって変化することから付けられたと言われています。
紫陽花の色ごとの花言葉は、「青:辛抱強い愛情」、「ピンク:元気な女性」、「白:寛容」です。 花言葉からも、母の日の贈り物にはピンクの紫陽花が好んで贈られています。
紫陽花は、江戸時代「七変化」とか「七化け」と呼ばれていました。アジサイの花の色は、土壌の酸性度によって変わるとも言われ、まるで「七変化」するかのように、多彩な色を見せることからこの名前が付けられたようです。「七変化・七化け」と呼ばれるのは、人の心のほうかもしれません。
一般的に紫陽花の花色は、酸性土壌で青色に変わり、アルカリ性土壌でピンク色に変わると言われています。しかし、実際には、もっとたくさんの要素によって、花色が青色に傾くかピンク色に傾くのかが決まっています。そこで一句「七化けの こころを見たり 集真藍(あづさあい) (山葵友)」
余呉湖は、一周すると約6.8kmです。西側は、道幅が車1台がやっと通れる極小幅で、すれ違いは困難です。余呉湖の北東(余呉湖観光館)から、比較的道幅の広い東側の湖畔を半周して訪問してください。
アジサイ園からの賤ヶ岳
余呉町池原地区にある久澤山全長寺からの風景
アジサイ園
アジサイ園
アジサイ園
アジサイ園、※約600mの遊歩道に紫陽花が咲いています
大沢三角点
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横山岳
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岩崎山
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大岩山
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賤ヶ岳
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