標 題 | 摺針峠(舗装山岳道) |
山 行 日 | 平成22年(2010年)01.月29日(曇/晴) |
地 域 | 彦根東部/南西NE |
滋賀県彦根市中山町 | |
付近状況 | 舗装山岳道 |
撮影場所 | 神明宮・望湖堂跡 |
リ ン ク | 山悠遊:摺針山/高根坂峰(仮称) |
概 要 | 摺針峠(すりはりとうげ、標高:170m、)は滋賀県彦根市の鳥居本宿と米原市の 番場の境にあります。旧中仙道の難所のひとつです。峠を西に下ると鳥居本宿ですが、鉄道が引かれるまでは琵琶湖の内湖が山麓まであり、現在のような平地ではありませんでした。北国街道の分岐でもあり、中仙道の重要な位置であったことは推し量れます。江戸時代、この峠に望湖堂という茶屋が設けられ、峠を行き交う人達は、眼前に広がる琵琶湖の絶景を楽しみながら休憩をしたことでしょう。東国から下ってきた旅人は、山国ばっかりの中山道を歩いて来て、初めて見る大きな湖を目の前にして、その景観に感動したものでしょう。参勤交代の大名や朝鮮通信史の使節、幕末の和宮降嫁の際も当所に立ち寄っています。なお、望湖堂は1991年の火災で焼失しています。 |