標 題 | 根の平峠(滋賀県/三重県) |
山 行 日 | 2001(平成13)年11.月11日(晴)、2014(平成26)年05月30日(晴・黄砂) |
地 域 | 御在所山/北西SE |
滋賀県東近江市永源寺/三重県菰野町 | |
付近状況 | 山道 |
撮影場所 | 山道 |
リ ン ク | 山悠遊:水晶岳011111、羽鳥峰/水晶岳140530、 |
概 要 | 根の平峠(ねのひらとうげ、標高:803m、千種越:ちぐさごえとも呼称されます)は、鈴鹿山脈の中央部にあり、朝明渓谷(あさけけいこく)と杉峠および甲津畑(こうづはた:神崎川の支流-タケ谷)とを結ぶ峠です。鈴鹿山脈の尾根を北に進むと、水晶岳・中峠・金山・羽鳥峰・釈迦ヶ岳への縦走路、南に進むと、国見岳・国見峠・御在所岳・武平峠へと続きます。旧千草街道として人や物資の往来がありました。 昔、この街道を舞台にした大事件がありました。 元亀元年(1570)5月19日上洛帰途の織田信長は、東海道や八風街道まで佐々木氏や浅井氏、それに一揆勢に道をふさがれ、やむなくこの道を通ったところ、六角承禎の密命を受けた杉谷善住坊が鉄砲で信長を狙撃、玉は信長の身体をかすめたものの、命に別状は無く無事岐阜に辿りつきました。もし、この玉が命中していたら、歴史は大きく変わっていたことでしょう。 |