標 題 | 八風峠(山道) |
山 行 日 | 平成20年(2008年)10.月29日(晴/曇) |
地 域 | 24z:御在所山/北東NW |
滋賀県東近江市/三重県菰野町 | |
付近状況 | 山道 |
撮影場所 | 山道 |
リ ン ク | 山悠遊:三池岳 |
概 要 | 八風峠(はっぷうとうげ、標高:940m、)は滋賀県東近江市と三重県菰野町の県境にあり、永源寺町杠葉尾(ゆずりお)地区と菰野町田光(たびか)地区をむすぶ位置にあります。位置的に、近江湖東から伊勢へと抜ける間道的なルートで、八風街道として、商人達の往来がありました。南に鈴鹿峠という交通の要衝がありましたが、盗賊の出没する鈴鹿峠と、厳しい鈴鹿の関所を通らなければならず、商人をはじめとしてこれを嫌う人が多かったことから、この街道を使い人たちも多かったようです。史書に登場するのは「伊勢物語」で、道が整備されたのは鎌倉時代といわれます。商人達がこの街道を利用したのは応仁の乱の頃だそうです。天正元年には織田信長北伊勢攻略の際、近江勢が当峠を東に越えています。近江商人達もこの峠を越えていったことでしょう。栗木谷の登山道には、街道のなごりである石畳が残っています |