じんおやま/むこうやま |
ルート |
杉坂峠P(10:30)〜陣尾山(11:15)〜四手峠
〜杉坂山(12:00)〜峠道〜アミダ峰(12:30)
〜杉地区〜向山(13:40)〜杉坂峠P(14:30) |
陣尾山/向山(芹川南) |
シュミレーション |
地 域 |
25zn:高宮/北東C |
概要 陣尾山(標高:687.4m、別名:ヒヨノ)を最高峰として、杉坂山(標高:653m)・アミダ峰(標高:645m、桃原城址)・向山(標高:670m、芹川南)は、杉集落(現在は廃村となっている)を取り囲むように峰をなしている峰々です。芹川沿いにある山麓の栗楢(くるす)から山岳道路を約3km(標高差:約440m、狭くて急勾配)登ると、多賀大社のご神木のある杉坂峠に着きます。車道とは別に、昔の生活道路であった杉坂(現在廃道、約2km)もあります。各山々は、650m前後の峰々で、100m前後のアップダウンで周回でき、尾根縦走とは名ばかりの里山歩きのイメージで周回できます。各山頂からの展望は無く、杉坂山の高圧鉄塔からが唯一開けています。今回は、自家用車で直近までアクセスしましたが、多賀工業団地のある四手集落から杉坂峠に至り、峰々を周回した後、杉坂で山麓に戻るコースにすると、☆☆☆マークのつく山行コースに仕立てあがります。 |
|
滋賀県多賀町杉 |
標 高 |
687m/540m=149m |
距 離 |
約5.5km、斜度:max30゜ |
体力度 |
31P、☆☆ |
山行日 |
2007.03.31、(曇) |
形 態 |
日帰り、2名 |
時 間 |
所要04:00/歩行03:30 |
アクセス |
自家用車、00:40 |
備 考 |
アクセス:山岳道路険しい |
湖東町小八木地区(標高:135m)、撮影日:2004.01.21、アミダ峰から南南西へ約11.0m
荒神山北側山麓宇曽川畔(標高:90m)、撮影日:2006.12.31、アミダ峰から西へ約11.3km
鍋尻山
↓
向山(芹川南)
↓
アミダ峰
↓
杉坂峠
↓
杉坂山
↓
陣尾山
↓
高室山
↓
彦根市野口町(国道8号河瀬)(標高:102m)、撮影日:2005.12.29、アミダ峰から東北東へ約6.6km
霊仙山
↓
アミダ峰
↓
向山(芹川南)
↓
杉坂山
↓
陣尾山
↓
高室山
↓
鍋尻山稜線
↓
霊仙山
↓
杉坂山
↓
アミダ峰
↓
陣尾山
↓
鍋尻山
↓
高室山
↓
イワス山
↓
向山(高取)(標高:610m付近)、山行日:2006.05.04、アミダ峰から南南西へ約10.3km
霊仙山
↓
イワス山
↓
アミダ峰
↓
陣尾山
↓
高室山
↓
杉坂山
↓
鍋尻山
↓
向山(南)
↓
高室山山頂(標高:818m)、山行日:2005.05.04、アミダ峰から東南東へ約1.9km
陣尾山
↓
杉坂山
↓
杉坂峠
↓
アミダ峰
↓
向山(芹川南)
↓
イワス山
↓
向山(北)
↓
高取山(男鬼)
↓
↑
向山東峰
(仮称)
多賀国道307/306号分岐(標高:130m)、撮影日:2006.10.10、アミダ峰から西南へ約3.6km
アミダ峰
↓
杉坂峠
↓
杉坂山
↓
陣尾山
↓
霊仙山
↓
多賀町久徳地区(標高:130m)、撮影日:2007.03.31、アミダ峰から西南西へ約2.8km
アミダ峰
↓
杉坂峠
↓
杉坂山
↓
陣尾山
↓
↑
高畑山
アミダ峰
↓
高取山
(男鬼)
↓
繖 山
↓
陣尾山
↓
杉坂山
↓
向山
↓
笹 峠
↓
アミダ峰等を目標とした山座同定
アミダ峰/杉坂山/陣尾山/向山八景
保月(ほづき)から杉坂峠をへて
栗栖(くるす)に至るこの道は
関が原の合戦のとき西軍の島津隊が
敵中中央突破をし
五僧越えをして多賀を経て国許に帰ったと
伝わる道と考えられています
14:30 杉坂峠到着
14:05 杉地区登山口
右側の尾根道を下ってきました
アミダ峰東峰
↓
アミダ峰東峰
↓
アミダ峰南張出峰
(標高:610m)
↓
向山尾根からの南側展望
樹間から陣尾山と杉坂山が見えます
陣尾山
↓
杉坂山
↓
向山尾根から南東方向展望
鈴ヶ岳
↓
高室山
↓
13:40 向山(むこうやま、標高:670m)
この近くの北にも同名の山があるため
「芹川南」との添え書きで呼ばれています
南側:杉地区↓
↑北側:向之倉
13:15 杉からの向山登山口
←アミダ峰/杉地区↓/向之倉・ 桃原地区↑
山頂にある杉の大木
桃原城(もばらじょう)
所在地:滋賀県多賀町桃原
遺構等:土塁、空堀、堀切
現 状:山林
築城者:京極政経
築城年:明応4年(1495年)以前
形 式:山城
備考:牧遺構ではないかと考えられています
それは削平地がなく、山頂の3つの峰を
土塁で取り囲むような状況からとか
牧とは現在でいう牧場のことだそうです
13:30 峠、向山分岐
向山→
↑向之倉集落/杉地区↓
アミダ峰の東の峰に高圧鉄塔があり
樹間からですが霊仙山が望めます
アミダ峰の山頂部は台地状になっていて
感覚的に頂という所はありません
地図上でも、同じ標高:640mの所が三箇所あり
どこが山頂か現場に立つまでわかりませんでした
先輩諸氏のhpに山行マップが掲載されているのを見つけられれば参考になったのですが・・・・
アミダ峰の山頂付近の状況、眺望はありません
左側(北方向)直下に桃原地区があります
アミダ峰:南張出峰(標高:620m)への取り付
峠から北に向かえばどこからでもいいのですが
この位置が一番取り付き易い所でした
杉地区→
←杉坂峠/アミダ峰↑
杉坂山から四手ダムを俯瞰
12:00 杉坂山(すぎさかやま)、標高:653
山の標識はありません
眺望もありません
鉄塔下からの南側展望です
陣尾山
↓
押立山 方面
アカイシ
八ツ尾山/高取山
↓
11:35 四手峠(しでとうげ)
標高:580m付近
陣尾山山頂から
急勾配を降りてくると四手峠です
その昔、多賀町四手集落から杉集落への
生活道路であったようです
峠の左右に踏み跡はありませんでした
向山(芹川南)
↓
向山東峰(仮称)
↓
霊仙山
↓
鍋尻山
↓
↑杉坂山/杉地区→
正楽寺山
↓
太郎坊/箕作山
↓
西峰の盛り上がりが見えてきました
これが頂上・・・・、登って左に回りこみます
東峰から山頂に向かう尾根道
人為的に盛り上げたような樹間の尾根道です
11:10 陣尾山東峰(標高:670m)に着きました
眼前には、鍋尻山と向山の東峰(呼称不明)が
見えています、春先ならではの光景です
雲の中ですが霊仙山も見えています
鍋尻山
↓
霊仙山
↓
向山の東峰
↓
舗装道から別れ、50m程進むと
四手峠(しでとうげ)への道があるはず
(地理院の地図では)、でも、見落としたようです
しかし、すぐに別の分かれ道が現れました・・・・
よくよくみると一本の茎から3本に幹分れ
標識もない分岐、ここから陣尾山に向かいます
多賀町栗栖の杉(多賀大社の神木)
昔は13本ありましたが現在は4本残っています
最大の杉は(注連縄が張られている樹)
幹周:11.9m、樹高:37m、樹齢:推定400年
10:30
峠近くの駐車スペースに車をおいて出発
「 杉坂峠・大杉 」の詳細はこちらから・・・・
12:10
杉坂山山頂から急坂を下ると杉坂峠です
↑山麓・栗栖/杉地区↓
←神木/駐車地
山中の彩り:6枚
陣尾山/向山山中にて
(滋賀県多賀町)
彦根東部山中・杉坂峠近くに、杉の大木があるということは、以前から知っていましたが、車で通過するばかりで、近くで見ることはありませんでした。近場の山ですからいつかはこられるとの思いから、機会が無かったのですが、今回ようやく思いがかないました。以前車で上がってきたときは、道中(山岳道路)に何の危険性も感じなかったのですが、道幅が狭い上に急勾配、こんなはずではなかったに(年のせいかな)、次からは歩いて登ってこよう・・・・
撮影日:2007.03.31
01 スミレ
02 スミレ
03 福寿草
04 福寿草
05 サンシュウ
06 サンシュウ
↑杉坂峠
↓保月/杉地区→
杉集落から西側にアミダ峰があります
向山尾根道↑
↑向山谷道
アミダ峰の他に「桃原城跡」の表示プレート
12:30 アミダ峰(標高:640m※)、北のピーク
うっかりすると見逃すところでした
←栗栖集落/ 山麓
杉地区→
アミダ峰南のピーク(標高:645m)
鹿遊びのような所
↓南張出峰
北峰↑
石灰岩:いわゆるカルスト状です
花崗岩のような岩肌です
←四手集落/陣尾山↓
樹間からの展望:直下が多賀工業団地です
これ以上は望めませんでした
11:15 陣尾山(じんおやま)
別名:ヒヨノ、標高:687.4m
二等三角点、点名:四手村
写真前方が東峰方向です
東峰方向↑
↓四手峠
杣道が枝分かれ、右側を進みます
陣尾山の山裾を
北から南東に巻いて進みます
陣尾山↑
↑高室林道
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
杉集落から向之倉(むかいのくら)への峠道です
杉集落は、現在廃村となっています
昔は山麓からの道が地図にあるだけでも
6本集まっていました
この山道もそのうちの一つです
北側展望
峠を過ぎると
高圧線鉄塔下にでます
今回のルート中
唯一の展望所です
山悠遊-滋賀北鈴鹿