しょうらくじやま/ほんどうやま |
ルート |
勝楽寺P(08:35)〜正楽寺山頂・城址(09:20)
〜三角点〜本堂山最高点〜林道出合(10:55)
〜斧磨地区(11:15)〜西明寺〜勝楽寺P(13:25) |
正楽寺山/本堂山 |
シュミレーション |
地 域 |
25zn:高宮/南西C |
概要 本堂山(標高:360m)は、湖東三山の北の寺として知られる西明寺の裏山に当たります。鈴鹿山系の西に張り出す八ツ尾山・高取山の山塊の一部として峰を形成しています。本堂山の北尾根には、正楽寺山(標高:308m、佐々木京極氏の勝楽寺城址)があります。登山口である正楽寺集落には、佐々木京極道誉ゆかりの勝楽寺が、当時の面影を偲ばせています。本堂山から東稜一帯は伐採が行われ、御池岳や高室山などの北鈴鹿の山々の大展望が広がります。尾根道には、無数の支尾根があり、迷い込みやすいので注意が必要です。山中には松の枯れ木があり、そこには松脂を取った跡があります。戦中期に於いて、ロジン・テレピン油として工業の用途に使用されるために採取された痕跡です。歴史を垣間見ることができる山中です。下山後、湖東三山自然道に出合い、北に進路をとり紅葉の名所で知られる西明寺を経て駐車地に戻ります。 |
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滋賀県甲良町/多賀町 |
標 高 |
36m/140m=220m |
距 離 |
約9.0km、斜度:max28゜ |
体力度 |
34P、☆☆ |
山行日 |
2011.12.10、(晴) |
形 態 |
日帰り、2名 |
時 間 |
所要04:50/歩行03:40 |
アクセス |
自家用車、00:30 |
備 考 |
本堂山尾根:枝道多し |
撮影日:2011.12.10
01 不断桜
02 不断桜
03 紅葉
04 紅葉
05 紅葉
06 紅葉
07 紅葉
08 紅葉
09 黄葉
10 黄葉
天狗堂
↓
正楽寺山
↓
本堂山
↓
高取山
↓
押立山
↓
秦川山
↓
サンヤリ
↓
八ツ尾山
↓
佐々木道誉の墓
勝楽寺境内
正楽寺地区はずれからの正楽寺山山容
13:25 勝楽寺、到着、標高:150m
上臈落とし
↓
正楽寺山
↓
12:55 帰路西明寺山門、標高:160m
↑
勝楽寺
青龍山
↓
陣尾山
↓
杉坂山
↓
アミダ峰
↓
高室山
↓
↑
正楽寺地区
西明寺
湖東三山の一つ、天台宗の寺。
平安時代、仁明天皇の勅願により三修上人が開山したと伝えられます。戦国時代には兵火のため荒れ果てていましたが、江戸時代中期に望月友閑によって再興されました。門をくぐると参道が続き、山坊跡の石垣が散在、平安、鎌倉、室町時代を通じて祈願・修行道場として栄えたことがうかがわれます。幸い兵火を免れ、本堂(国宝)や三重塔(国宝)や二天門が残されています。紅葉の名所としても有名ですが、不断桜があり、紅葉と桜を同時に見ることができます。
階段の上が中門
参道
12:30 西明寺山門、標高:160m
参道
高取山
↓
↑
斧磨地区
秦川山
↓
10:55 林道出合、標高:230m
本堂山
↓
↑
自然道山越え口
繖 山
↓
伊庭山
↓
箕作山
↓
清水山
↓
奥島丘陵
↓
雪野山
↓
赤神山
↓
三上山方面
↓
八ツ尾山
↓
御池岳
↓
鈴ヶ岳
↓
↑
滝谷山
サンヤリ
↓
土倉岳
↓
上臈落としからの西側展望
鉄塔(R)切開きからの北東側パノラマ
高室山
↓
御池岳
↓
霊仙山方面
↓
荒神山
↓
犬上川
↓
琵琶湖
↓
帰路の尾根出合、標高:300m
上摎獅オ(じょうろうおとし)
正楽寺山尾根南端のこの地は戦国の時代、幾たびかの戦いで決死の戦いと思われる出陣の前に妻子・子女と今生の別れをした地と語り伝えられています。
正楽寺郷づくり委員会
(現地看板)
09:20 勝楽寺城址/正楽寺山、標高:308m
この城跡は、高築豊後守(たかつきぶんごのかみ)が佐々木道誉の館と領地を守護するための砦として1368年に築城
09:15 尾根出合、標高:300m
←登山口/上臈落とし↓
勝楽寺城址↑
大堀山
↓
鉄塔(L)切開きからの東側パノラマ
彦根城址
↓
佐和山城址
↓
雨壺山
↓
↑
滝谷山
御池岳
↓
八ツ尾山
↓
高取山
↓
高室山
↓
北西側山麓からの山容、正楽寺山から北西に約2.0km
鉄塔(L)切開きからの南西側展望
鉄塔(L)切開きからの東側展望
勝楽寺城址に残る石垣
↓勝楽寺城址
↑上臈落とし/登山口→
城主に背き掟に反したものを処刑、霊を弔う石仏
仕置場
鈴ヶ岳
↓
茶 野
↓
万 野
↓
狐塚からの西側展望
堰堤
2011年一番の寒さ、霜がしっかりおりています。北は時雨が多いので、南に目的地を求めました。今年の紅葉は遅れているので、淡い期待を抱きながら紅葉の名所である西明寺に向かいました。12月半ばはやはり遅すぎたようで、さすがの紅葉の名所も落ち葉ばかり・・・・
本堂山山麓にて
(滋賀県甲良町)
山麓の彩:10枚
勝楽寺(しょうらくじ)
佐々木京極氏で、鎌倉幕府〜南北朝時代の守護大名の佐々木高氏(たかうじ)法名:道誉(どうよ)を開祖とする禅刹。信長の兵火を免れた門(六脚切妻門)が出迎えてくれます。道誉は41歳から78歳のなくなるまでこの地に隠棲。裏山は、砦として勝楽寺城址があり、遊歩道があります。(看板)
本堂山北西側山麓からの北側展望
不断桜
名残の紅葉
湖東三山自然歩道
西明寺から(3.0km)金剛輪寺をへて(6.0km)百斉寺までのハイキングコース
湖東三山と鈴鹿山系の自然を楽しみながら自然道(一部一般道)として整備されたコースです
湖東三山自然歩道
12:15 西明寺中門、標高:200m
自然道山越え口からの南側展望
斧磨地区からの北側展望
↑高取/斧磨↓
11:15 斧磨(よきとぎ)地区、標高:170m
鉄塔(R)切開きからの北東側展望
10:15 本堂山最高点、標高:360m
本hpでは、ここを山頂とします
10:05 本堂山三角点、標高:333.8m
三等三角点、点名:池寺山
戦時期、ここで松脂が採取されました
松脂(まつやに)の採取跡
↑
名神高速道路
09:40 上臈落とし、標高:30m
鳥居下の穴は狐の棲家でしょうか?
09:00 狐塚、標高:210m
狂言「釣狐」発祥の地、白蔵主狐の伝説が勝楽寺に伝えられています
08:35 勝楽寺駐車場、標高:150m
↑
名神高速道路
08:50 経塚、標高:190m
鞍掛峠
↓
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山悠遊-滋賀北鈴鹿
高室山
↓
御池岳
↓
倉骨山
↓
丸 山
↓
正楽寺登山口