上流→
11:25 永禅の滝
笠松山(展望峰はこの奥)
↓
↑
←――――
登山道
――――――→
1.8km
0.7km
※距離は概算
ダム下流からの望遠
14:20 駐車場 到着
←永源寺/ダム↑
↑小倉実澄供養石塔
駐車場→
471峰からの展望(南方向)
↑
笠松山本峰
識蘆ノ滝の上の滝から上段のてっぺん
10:40 識蘆ノ滝、上段が光でわかりづらい
識蘆ノ滝(しきろのたき、識呂の滝とも)
この格調高い名を持つ滝は、文武両道にすぐれた武将:小倉実澄※が建てた庵にその名が由来します。実澄は、応仁の乱によって荒れ果てた京都の相国寺の学僧を迎え、永源寺の地に庵を設けました。その庵の名が「識蘆庵」であり、近くに落ちる滝を識蘆ノ滝と名付けました。実澄は戦のさなかに庵に来ては学僧たちと文学を談じ、滝の水で政所茶を賞味したといわれています。
滝のある識蘆谷(松尾谷)は、標高:934mの日本コバの山中に源を発する渓流です。識蘆ノ滝は、落差こそあまりありませんが、その広い滝壺には、水を満々とたたえ、水量の豊富さを物語っています。滝は二段25mからなり、上段と下段の滝はやや間を置いて向きが捻じれているところが珍しい。すなわち、岩の急斜面を流れ落ちてきた水が向きを変え、下段の滝となって落ちています。下段の滝の左壁をよく見ると、小さな不動明王が奉られています。
(参考図書:川部敬三著「湖国と文化:近江の滝」)
(国民宿舎前の滝分岐に立つ標識より-抜粋編集)
※小倉実澄の供養石塔が駐車位置脇にあります
ダム公園→
←国民宿舎/駐車場↓
阿ノ瀬山
↓
日本コバ ↓
|
|
↓
←―
0.5km
永源寺ダム
↓
表示板の地図:少々難があります
※表示にある識蘆ノ滝から
永禅の滝に至るルートは崖です
危険ですから右図のように迂回してください
登山道を表示するとこのようになります
山の彩り:6枚
↑笠松山頂上/ダム→
←471峰(見晴場)
471峰/笠松山本峰の吊尾根からの展望(東方向)
471峰の展望所を吊尾根から望みます、背後は日本コバ
道標、これで一番ましなほう
識蘆ノ滝、上段のてっぺん左岸右上
※危険
周回路:国民宿舎宿舎(閉館中)/ダム分岐
小倉実澄の供養石塔、駐車場脇に有
水谷岳
↓
黒尾山
↓
水呑岳
↓
撮影日:2007.12.06
01 山の紅葉
02 山の紅葉
03 山の紅葉
04 枯れ尾花
05 ツチグリ=キノコ
06 ツチグリ=キノコ
ダム右岸よりの下流方向
山悠遊-滋賀中鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
かさまつやま |
ルート |
P(10:30)〜識蘆ノ滝(10:40)・永禅の滝(11:25)
〜笠松山分岐(12:15)〜471峰/見晴場(13:00)
〜笠松山頂上(13:25)〜ダム公園〜P(14:20) |
笠松山 |
シュミレーション |
地 域 |
25zc:日野東部/北東N |
概要 笠松山は、永源寺ダムの北東にあり、ダム湖に張出す形でこんもりと盛り上がっています。ダム下流の約0.4kmに流れ込む松尾谷の識呂川には「識蘆ノ滝」と「永禅の滝」があります。国民宿舎もみじ荘(現在閉鎖中)脇から、各々川を約0.2km・0.5km遡ったところにあります。両瀑とも、水量が多くはありませんが、規模・形状ともに他の滝と見劣りはいたしません。登山口は、国民宿舎側と永源寺ダムサイト公園の2箇所にあります。特に、国民宿舎側には、笠松山の道標が入口部にはありませんので、これでいいのか疑心暗鬼になりますが、中ほどから、「笠松ピーク」であらわれてきます。両滝を含めてハイキングコースが設けられていますが、現在は道標の手入れもされず朽ちるままです。笠松山山頂部は双耳峰で、最高点部は眺望がありませんが、次点峰は樹木が伐採され、若木の植林中のため南東側が開けています。新緑と紅葉時期が適期です。 |
 |
滋賀県東近江市永源寺 |
標 高 |
487m/240m=247m |
距 離 |
約6.5km、斜度:max27゜ |
体力度 |
31P、☆☆ |
山行日 |
2007.12.06、(晴) |
形 態 |
日帰り、1名 |
時 間 |
所要03:50/歩行02:25 |
アクセス |
自家用車、01:00 |
備 考 |
特に難所なし |
↓
現在地――→ →
識
蘆
ノ
滝
永
禅
の
滝
永源寺ダム
笠松山
――――― →
P
|↓
国民宿舎
↑
0.1km
0.3km
車道0.8km
P
危険
|
|
↓
水谷岳
↓
13:55 永源寺ダムサイト公園
ダム右岸より上流方向
右岸からのダム水門
水谷岳
↓
黒尾山
↓
永源寺ダム水門の望遠
高圧鉄塔下の見晴場から
眼下に永源寺ダム
正面の山は
阿ノ瀬山(入道ヶ原)
13:40 ルートからハズレます
13:25 笠松山頂上、標高:487m、展望:なし
←笠松山頂上/永源寺ダム↑
↓471峰(見晴場)
黒尾山
↓
藤原岳
↓
静ヶ岳
↓
471峰/笠松山本峰の吊尾根からの望遠(東方向)
藤原岳
↓
静ヶ岳
↓
岳
↓
素晴らしき哉、展望
山頂からの展望に感激するのは何故なんでしょう・・・・
いつも感じることなのですが
視界のない山道を黙々と歩き続けてようやく視界が広がった時は、それまでのウップンがはじけるように感激・感動の渦に包まれます。でも、見慣れてしまうと、それが当然のことのように脳の刺激がなくなってしまいます。非日常だからなのでしょう。そのために、しんどい思いをしてまで感動を、感激を味わいにまたでかけるのは・・・・
日本コバ
↓
471峰
↓
471峰からの展望(南東方向)
水谷岳
↓
阿ノ瀬山
↓
黒尾山
↓
銚子ヶ口
↓
水谷岳
↓
13:00 471峰 背後の山は黒尾山
←国民宿舎
笠松山山頂→
もうすぐ471峰です
←下段てっぺん
上段てっぺん
↓
↑
不動明王
識呂ノ滝分岐
←上流/下流→:渡渉
識呂の滝分岐:看板の所から川に下りてゆきます
滝分岐→
水谷岳山行時に、ダム湖に浮かぶ笠松山の山容に心を魅かれ、訪問の機会を伺っていました。笠松山は、距離・標高差も少なく所要時間もそんなにかかるところではありません。滝巡りと組み合わせることで、遅掛けに出発できるコースとして仕立てあがりました・・・・
10:30 国民宿舎近くの駐車場 出発
水谷岳
↓
ダム湖南側岸(水谷岳山麓)からの笠松山、撮影日:2007.11.15
笠松山山中にて
(滋賀県東近江市)