ほしがみね/かがみやま |
ルート |
道の駅P(09:20)〜星ヶ峰(09:50)〜鏡山西出峰
〜鏡山三角点(11:50/12:15)〜竜王社(12:25)
〜鏡登山口〜鏡神社〜入町山〜道の駅P(15:20) |
星ヶ峰/鏡山 |
シュミレーション |
地 域 |
25e:野洲/北東W |
概要 鏡山は、滋賀湖東の南部地域に位置し、この地域は古くから開けた地域の一つです。山名は、天日槍(あめのひぼこ)が新羅から持ってきた八つの宝物のうち、鏡を山中に埋めたことに由来していると伝わります。「竜王かがみの里道の駅」近くの北尾根北端にある星ヶ峰に取付きます。ここは、鎌倉時代の初め、鏡氏が居城したと伝わる星ヶ崎城址でもあり、石垣が現存します。標高差約50m、2kmにおよぶ北尾根を南下して鏡山三角点に至ります。近くには「涼み岩」と呼ばれる大岩があり、数少ない展望所です。その上に立つと、西に三上三山の山並みが広がり、さらには湖南アルプスなどが望めます。北東尾根を鏡登山口を経て出発点の道の駅に戻ります。今回は、鏡神社のある三角点入町(入町山:仮称、標高:169.8m)を探索します。近辺は、源義経元服池や西光寺跡や古墳など、故事来歴や埋蔵物の多い、歴史の香る里山でもあります。 |
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滋賀県竜王町/野洲町 |
標 高 |
385m/100=285m |
距 離 |
約9.5km、斜度:max21° |
体力度 |
41P、☆ |
山行日 |
2010.02.14、(晴) |
形 態 |
日帰り、2名 |
時 間 |
所要06:00/歩行04:40 |
アクセス |
自家用車、01:00 |
備 考 |
尾根枝道迷い易い |
八幡丘陵の北の庄城址見晴し場からの鏡山、鏡山から北に約9.1km、撮影:2007.02.03
鏡 山
↓
↑
星ヶ峰
↑
入町山(仮称)
↑
村雲御所
鶴翼山
(別名:八幡山)
八幡山城址
阿星山
↓
大納言
↓
金勝アルプス
↓
十二坊
↓
飯道山
↓
雪野山からの鏡山、鏡山から東北東に約6.2km、撮影:2008.03.02
西光寺参道にある仁王堂脇の奉納わらじ
宝篋印塔(重文)
孔雀の向かい合っている格狭間、塔身の四隅に梟の彫刻は類例が少ない
山頂より藪中を一気に降下、元服池の上に・・・・
↑
星ヶ峰
星ヶ崎城址
西光寺跡、宝篋印塔と石灯篭あり(共に重文)
14:45 入町山(仮称)頂上からの西側展望、標高:169.8m、三等三角点、点名:入町
義経元服の地は、「平治物語」では当地。
「義経記」では
頼朝の母の実家:尾張国の熱田神宮
2005年NHK大河ドラマ「義経」では
父義朝の殺された尾張国知多郡野間
などの説があります。
しかし、「軍記」の性格上どこまでが真実か
判定は難しいとされています(wikipedia他)
源義経元服の池
15:00 西光寺跡参道、星ヶ峰登山口、標高:110m
正面に見える建物は仁王堂の拝殿
↑
星ヶ峰
三上山
↓
田中山
↓
城 山
↓
入町山山頂からの北側展望
岡 山
↓
奥島丘陵
↓
八幡山
↓
比良山系
↓
14:30 入町山(仮称)尾根出合、標高:160m
14:50 入町山(仮称)電波塔、標高:140m
御幸山(みゆきやま)
大正天皇が陸軍大演習をこの宮山より統監
これを記念して当時の知事が御幸山と命名
鏡神社本殿(重文)
創立は古く、本殿は室町時代中期の建築
鏡地区農道からの鏡山山容
鏡地区農道からの星ヶ峰山容
入町山(仮称)
↓
御幸山見晴し場の峰
↓
烏帽子掛けの松
↓
鏡 山
↓
星ヶ峰
↓
星ヶ峰
↓
一般道出合からの鏡山山容
大谷池畔からの鏡山、山面登山口分岐過ぎ
13:25 鏡登山口、林道ゲート、標高::120m
「あえんぼ」とは地元では、コバノミツバツツジの
ことで、竜王町の町花だそうです・・・
↑
登山道
↑鏡山三角点/涼み岩↓
11:50 鏡山三角点、標高:384.6m
二等三角点、点名:鏡山
展望:樹間一方向
希望が丘→
三上山
↓
天 山
↓
妙光寺山
↓
田中山
↓
↑
鏡山分岐峰
↑
立石山
↑
城 山
三上山
↓
菩提寺山
↓
天 山
↓
金勝アルプス
↓
阿星山
↓
妙光寺山
↓
田中山
↓
↑
鏡山西出峰
星ヶ崎城址、主郭西側の石垣
築城は鎌倉期(詳細不明)、鏡氏の居城です
繖 山
観音寺城址
↓
瓜生山
↓
伊庭山
↓
伊吹山
↓
安土山
安土城址
↓
荒神山
↓
霊仙山
↓
鍋尻山
↓
ヒヨノ
(陣尾山)
↓
星ヶ崎城址の主郭の北側を見上げます
撮影日:2010.02.14
01 紅梅
02 紅梅
03 紅梅
04 紅梅
05 紅梅
鏡地区農道からの入町山(仮称)山容
13:50 鏡神社参道、、烏帽子掛けの松
山頂で雨乞い神事の行列がにここで休憩した所
13:10 山面登山口分岐、標高:130m
お手玉のことを「こんめ」といわれるようで
わらべ歌の歌詞にもつかわれています。さらには、方言で小さいことを「こんめえ」という地方もありますが、これはどうも?真偽のほどは・・・・
自然石の井戸側と天蓋、天蓋を伝って水がしみ出しています、直径2mほどの水溜りです
12:30 みたらしの池、標高:340m
竜王社参道、鳥居の額には「貴船神社」とある
正面の枯れ松には松脂の採取跡がみられます
生松脂を精製してロジン、テレビン油が製造されます
11:35 西出峰分岐、標高:330m
09:20 竜王かがみの里道の駅 出発
国道8号を経て北尾根に取付きます
御幸山見晴し場からの北側展望
13:00 林道出合、一般車は通れません
10:35 岩峰P290峰
50m内外のアップダウンが続きます
前日の土曜日にホームグラウンドの城山を訪ねたところ「パーン」と鉄砲の音、この時期は狩猟期でうかつに山に入れません。雪山の苦手な編集子はこの時期の山選定はどうしても街中の山になってしまいます・・・・
鏡 山
↓
鏡 山
↓
菩提寺山
↓
三上山
↓
比叡山
↓
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山悠遊-滋賀湖東
↑
鏡登山口
鏡 山
↓
奥島丘陵
↓
八幡山
↓
星ヶ峰から鏡山への尾根道
旧東山道(旧中仙道:後の中山道)界隈
13:30 一般道出合、標高:120m
12:55 あえんぼ広場、標高:200m
09:50 星ヶ峰、標高:220m、展望:樹間一方向
↑
西光寺址登山口
烏帽子掛けの松 源義経(源義朝の九男(八男という説も)、1159-1189)
承安4年(1174)、鏡の宿で元服した牛若丸(当時16歳:数え年)は、この松の枝に烏帽子を掛け
鏡神社へ参拝し、源九郎義経と名乗りをあげ源氏の再興と武運長久を祈願したとか・・・・
11:15 西出峰分岐、標高:330m
こんな奇怪な岩もあります
星ヶ峰山頂の樹間からの北東側展望
立石山
↓
星ヶ峰
↓
入町山
(仮称)
↓
鏡 山
↓
星ヶ峰
↓
12:45 こんめ岩、標高:270m
希望が丘・城山分岐、標高:380m
↑鏡山/星ヶ峰↓
西出峰→
←鏡山/西出峰↑
星ヶ峰→
星ヶ峰への登山道、足がかりにウガチ堀
09:30 鏡山北尾根・星ヶ峰登山口、標高:110m
鏡山北尾根
↓
鏡山丘陵の城山見晴し場からの鏡山、鏡山から西南西に約2.1km、撮影:2010.01.20
一説によると、仁王様が困った人を助けに出かけるときに履くのだそうです。転じて健脚、旅の安全などを祈ってのことかなと推測します
石灯篭(重文)
花崗岩の総八角形。普通の灯篭よりも高く火袋には火口と仏像の面が交互に配置
八幡山
↓
奥島丘陵
↓
雪野山
↓
繖 山
↓
安土山
↓
岩倉山/瓶割山
↓
竜王社から拝殿を見下げる
12:25 竜王社、標高:370m
竜王社の大岩
12:20 竜王山、標高:384.8m(現地標示)
鏡山最高点、展望なし
鏡山三角点、樹間からの西側展望
「涼み岩」からの西側展望(望遠)
「涼み岩」からの西側展望
涼み岩、鏡山三角点の近く北側にあります
谷筋に堰堤のような石組みがあります、用途不明
11:25 鏡山西出峰、標高:350m、展望:なし
↑
竜石山
↑
清水山
源義経元服の池、国道8号沿い喧騒の中にあります
元服の地については、当地だけでなく他説もあります
入町山(仮称)
↓
山里の彩り:05枚
鏡山山麓にて
(滋賀県竜王町)
岩峰から鏡山への登山道
↑
古城山
15:20 道の駅 到着、標高110m
三上山
↓
菩提寺山
↓
金勝アルプス
↓
星ヶ峰↓