がんだてきょう ルート 巌立公園駐車場(14:00)〜巌立〜三ツ滝
〜林道出合(14:30)〜唐谷橋(15:00)
〜唐谷滝(15:00/15:20)〜駐車場(16:00)
巌立峡-山行 シュミレーション
地  域 21:湯屋/北東C 概要 巌立は、御嶽山の西山麓にあり、火山活動によりできた景勝の地です。そのため、近在には温泉が点在し、「飛騨小坂温泉郷」として、多くの温泉ファンが訪れます。さらに、御嶽山系の水を集め、数々の滝が渓谷美を競い合い、山の表情を一層引き立てています。巌立峡もそのひとつ。滝の規模こそ大きくはありませんが、柱状節理の懸崖や新緑や紅葉と織り成す色彩の妙は、多くの人を魅了してあまりありません。滝見遊歩道や林道(約2km)をそぞろ歩くと、日常生活のストレスもきっと解消されることでしょう。沢歩きはほとんどなく、林道を歩くのが苦手な方には、車で滝の近くまで体を運ぶことも可能です。また、更に足を上流に延ばせば日本滝百選に選ばれた「根尾の滝:落差63m」があります。散策が終われば下流すぐ近くに下島温泉や公営の温泉保養施設「ひめしゃがの湯」があり、入浴や食事が楽しめます。
Mapion 岐阜県下呂市小坂町
標  高 780m/660m=120m
距  離 約4.5km、斜度:max07°
体力度 15P、☆
山行日 2005.05.10、(晴)
形  態 日帰り、3名
時  間 所要02:00/歩行01:40
アクセス 自家用車、04:00
備  考 雨のときはスリップ注意
滝めぐり詳細 はこちらをどうぞ
本日の終点唐谷滝は
ここから約20m下の河底に
降り立ちます
急傾斜の崖ですので
下りるのには慎重に
なさってください

前方に延びる林道は
広いように思いますが
車で走ってみると
とても狭く感じます
まして川側には
ガードレールがないため
恐怖心が襲ってきます
車で行かれる方は
くれぐれも慎重に
「慎重に、慎重に」、は
どこでも同じなのですが
やはり、慎重にとしか・・・・
これは
いったい何を写したの・・・・
編集子もそう思います

実は
中央下に立て看板があり
「日本一の溶岩流」と
書かれています
ここは、はるか昔、御嶽山の
火山活動が活発だった頃
溶岩がここまで流れてきて
(御嶽山頂から約20km)
岸壁を形成したところ
だといわれます
今は樹木に覆われ
冬木立にならないと
その全貌が見えません
滝見遊歩道終点の渓谷美
新緑が目にやさしい
巌立から滝見の遊歩道をしばらく進むと
この「三ツ滝」に出会います
鉄製の階段があり、雨の時には滑りやすいのでご注意を
標識の説明書きには
巌立(がんだて)
岐阜県指定天然記念物
「御嶽山(標高:3067m)の
火山活動初期の噴出物である魔利支天第六溶岩が、兵衛谷の渓谷に沿って約17km流下しつつ形成された、いわゆる「押し出し」の末端近くに発達した柱状節理です。写真のごとく、渓谷に直面して、水面上19mの位置から約72m、幅120mにわたって懸崖をなして露出しています。岩石は、両輝石安山岩で、節理は形態的に上、中、下の三段に分かれており、そのうち中段、下段のものが柱状を示しています」    
と、ありました
巌立の
正面から見つめました
岩の顔面のうち
右半分と左半分の色が
違うのが判るでしょうか
これは
左側半分が数年前に
崩落したあとの姿です
岩裾に
砂礫が堆積しているのが
判ると思います
巌立から
目を下流方向に転ずれば
山頂から白いパイプラインが
見えています
川岸には
小坂川発電所があり
濁河川の上流方向から
山中を運ばれてきた水が
ここで電気に変わります
濁河川と椹谷はここで合流し
名前を小坂川と改め
飛騨川・木曽川と
名前を変えながら
伊勢湾に流れ出ます
ルート・シュミレーション はこちらから
巌立(がんだて)の全貌
巌立峡の入り口で
公園になっています
巌立の左の谷は
濁河川(にごりごがわ)
右の谷は椹谷(さわらたに)
巌立峡はこの椹谷にあります

この写真の右側は
駐車場になっていて
観光バスも進入可能です
足の不自由な方でも
自然の造形美を
存分に堪能できます
「あかがねとよ」落差:14m
岩をなめる様に滑り落ちます
本日の終点「唐谷滝」
落差約15m
椹谷にあります
滝の表情もさることながら
岩の表情が印象的です
さらにアップしてみました
岩肌の状態が違うのがよく見てとれます
巌立峡遊歩道に
入りました
下から眺めると
威圧感があります
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-岐阜飛騨