滝の形 島国である日本は地形が複雑繊細なため、流れ落ちる滝の形は多様です それぞれの滝の持つ細やかな形状,風合いが日本の滝の特徴と言えます (参考写真:滋賀県内の滝から選出しましたので 小規模で特徴が顕著でありませんが、ご参考までに・・・・) |
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● 直瀑 一気に流れ落ちる滝 最も一般的で 各地にある |
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八淵の滝=貴船の滝、(滋賀県高島市)、日本百名瀑 | |
● 段瀑 2段、3段というように それぞれの滝が 階段状に分かれ 落下する滝 |
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ブンゲン山=無名瀑、(滋賀県米原市旧伊吹町) | |
● 分岐瀑 流身が岩によって 幾筋にも分かれて 落ちてくる滝 |
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三筋の滝、(滋賀県甲賀市信楽町) | |
● 斜瀑 滑滝に包含されるが 距離に比して 落差が少ないもので 滑滝よりは勾配が急 |
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蛇谷ヶ峰:指月谷=無名滝、(滋賀県高島市朽木村) | |
● 滑滝 渓流や渓谷の中にあり 落差の大きいもので 斜瀑よりは緩やか |
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白滝谷:スベリ石(滋賀県大津市) | |
● 渓流瀑 渓流や渓谷の 流れの中にある滝で 落差の大きいもので 滑滝よりも緩やか ※写真は渓流の範疇です |
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犬上川=大蛇ヶ淵、(滋賀県多賀町) | |
● 潜流瀑 伏流した地下水が 断層などにぶつかって その中腹から湧き出す ように流れ出る滝 ※写真は、高低差がないため、滝としての姿としてとらえられませんがご了承ください 湧水瀑として捉えた方がいいかもしれません |
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芹川=権現谷、(滋賀県多賀町) | |
● 滝モドキ 上記の滝としての枠から はみ出したもので 恒常的でないもの (開発地などで生じる 自然発生の滝) |
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側溝から流れ落ちる分岐瀑(滋賀県東近江市永源寺) | |
滝の名前 その水の清らかさから、滝に対する信仰心が生まれました それは、滝の名前からも推し量ることが出来ます 滝の数だけ名前はありますが、その中でも多いものを挙げてみますと・・・・ (参考写真:滋賀県内の滝から選出しましたので 小規模で特徴が顕著でありませんが、ご参考までに・・・・) |
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● 不動滝、龍神の滝 滝に神仏が宿る との発想からで 多くの滝には 水神が祭ってあります |
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不動滝(三ノ滝)=明王谷、(滋賀県大津市) | |
● 銚子ヶ滝、樽滝 信仰の道具である 酒と結びついた場合等 流れ落ちる様が 銚子や樽に似ているから |
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五銚子ヶ滝=横山岳、(滋賀県木ノ本町) | |
● 白糸の滝、布引の滝 水の流れから 白い糸や布を イメージした美しい表現 |
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布ヶ滝=白滝谷、(滋賀県大津市) | |
● 鮎返の滝、魚止滝 魚の遡上を 阻むような勢いのある 水の流れから表現する |
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魚止の滝=八淵の滝、(滋賀県高島市) | |
● 大滝、小滝 同じ渓流の中での変化で 落差・幅・水量などにより 呼び分ける |
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ワサビ大滝=白滝山(滋賀県大津市) | |
● 夫婦滝、男滝,女滝 地形によって2本の滝を 夫婦滝と呼んだり 分離したものを 男滝・女滝と呼び分ける |
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夫婦滝=白滝谷(滋賀県大津市) |
自然景観資源調査2.1.5 表2-1-3調査対象範囲及び特性記述の方法(抜粋) (出典:環境庁) | |||||||
数型 | 自然景観 資 源 名 |
本調査に おける 考 え 方 |
調査対象範囲 | 特性記述の方法 「分類」は、A、B、Cの記号で、その他の項目は 数値または簡潔な記述により調査票に記載する |
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特性記述 項 目 |
計測 単位 |
分類・計測方法等 | |||||
B1 河川景観 |
06:瀞 Pool |
水深があり、静かな流れとなった川 ※深くて静かな流れとなっている山間の部分 |
全部 (例)長瀞 |
延長 | km | (小数第1位)、「01峡谷・渓谷」と同じ |
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巾(上・下) | m | 峡谷の瀞の場合に計測する | |||||
深さ | m | - | |||||
水深 | m | - | |||||
特記 | - | 形:S字峡、十字峡、等 | |||||
「A2山地(非火山性)景観」の場合と同じ | |||||||
07: 岩峰・岩柱 Tor |
峡谷、渓谷等河川に付随して見られるもの ※1 |
全部 (左列※1:周囲が風化・削剥されたため残された岩状又は塊状の基岩の高まり) |
延長 | km | (小数第1位) | ||
比高 | m | - | |||||
地質 | - | - | |||||
08:淵 Pool |
川の一部に生じた深い淀み | 名称の付されたもの (例)日光の含満ヶ淵 |
面積 | u | 分布域の延長×巾 | ||
水深 | km | (小数第1位) | |||||
09:甌穴群 Potholes |
※河床や河岸の岩石の表面に生じた円形の深い穴の群 | 延長30m以上のもの (例)関之尾甌穴群 (宮崎) |
面積 | u | - | ||
径 | m | 典型的で最大の欧穴の長径・短径 | |||||
10:滝 Water fall |
※河床の縦断勾配が不連続的に急になり、河水が落下または急激に硫化している地点 この欄(列)の※は「自然環境:凡例解説から転記しました」 |
落差5m以上のもの (地形図上では5m以上のものを表示) ※本hpでは (○○瀑)※として 分類しています |
分類 | - | (水 系) | A本流滝 | |
B懸谷滝 | |||||||
C地下水滝(潜流懸谷) (潜流瀑)※ |
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(落下型) | A一文字状(直瀑)※ | ||||||
B多段 (段瀑)※ | |||||||
C分散 (分岐瀑)※ | |||||||
D滑 (渓流瀑・滑滝・斜瀑)※ | |||||||
Eその他 (滝モドキ)※ | |||||||
落差又は 比高 |
m | B多段の場合の落差は合計値 |
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水の落下する高さ又は流下する比高 | |||||||
滝口巾 | m | 平均的なもの | |||||
滝周長 | m | 地下水滝の場合のみ計測 | |||||
特記 | - | 滝つぼの有無 |
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「A2山地(非火山性)景観」の場合と同じ | |||||||
11: 天然橋 岩門・石門 Natural bridge |
水食または風食により岩に貫通する形で穴のあいたもの | 全部 | 分類 | - | 「A2山地(非火山性)景観」の場合と同じ | ||
比高 | m | ||||||
穴径 | m |