標 題 | 旭川の月見橋 |
山 行 日 | 2014年(平成26年)04月07日(晴) |
地 域 | 33:岡山北部/南西SW |
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岡山県岡山市北区 |
撮影場所 | 岡山城廊下門前、北口 |
リ ン ク | 山悠々:岡山城 |
概 要 | 岡山城は、南北朝時代の正平年間(1346-1369年)に、名和氏の一族上神高直が石山台(岡山)に城を築いたのが最初と伝えられています。戦国時代に、宇喜多氏が本拠として城郭の基礎が生まれ、その後小早川氏、池田氏により整備、拡張が行われました。城の縄張は基本的には梯郭式で、三段の城郭配置が西側の一方だけに広がる平山城です。本丸の北から東には郭の無い、非常に防備が薄い縄張であるため、宇喜多秀家は岡山城工事に着手と同時に旭川の流路を変更し、天然の堀として東側の備えに利用したとされます。
天守から北側から東側を俯瞰すると、旭川が天然の濠とあっていることがよくわかります。 岡山城から後楽園南側を結ぶ月見橋が架かったのは、岡山城で博覧会を開催する際に企画され、昭和29年(1954)に完成しました。それまで岡山城と後楽園を結ぶ交通手段は船しかありませんでした。月見橋は、歩行者および自転車専用の観光橋で、長さ115.2m、幅員3m、ゲルバー式構桁橋(トラス構造を持つカレンチレバー橋:橋脚のある所から張り出した片持ち梁が、ヒンジを介し吊桁を保持する形式)です。 後楽園には3つの橋が架かっています。北側より蓬莱橋(ほうらいばし)、鶴見橋(つるみばし)、月見橋(つきみばし)で、岡山城と後楽園を結ぶ橋が南側にあるこの月見橋です。この橋は、人だけが通行できるためゆっくりと渡れます。 |