くどやまちょうないさんさく ルート 道の駅P(09:10)〜真田ミュージアム(09:20/10:10)
〜真田庵(10:10/10:30)〜真田古墳/米金
〜真田紐販売店/松山常次郎記念館〜P(11:20)
九度山町内散策
地  域 30n:橋本/北西SE 概要 高野山の玄関口にあたる九度山町は、和歌山県の北部に位置し、ゆったりと流れる時の中で、都会の喧騒を忘れて、ひと時を過ごせるところです。九度山は、戦国武将・真田父子のゆかりの地です。関ヶ原の戦いで西軍に味方したことから、徳川家康に高野山蟄居を命じられ、大坂冬の陣に参陣する14年間を雌伏し、時の至るのを待った所です。町中エリアでのみどころは、真田ミュージアム・真田庵・真田古墳・米金・松山常次郎記念館などがあります。道中の道幅が狭く、各々に駐車場はありません。他に世界遺産エリアとして、慈尊院・丹生官省符神社・勝利寺・紙遊苑などがあります。道の駅「柿の郷くどやま」に駐車し、それぞれを散策します。道の駅に駐車し、アップダウンのあるまちなかは、坂や階段があり、露地も狭く、山間の町らしさが醸し出されています。子供のころの記憶が蘇ります。本稿では、町中エリアの散策を紹介します。
Mapion 和歌山県伊都郡九度山町
標  高 81m/71m=10m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2025.05.29、(曇/雨)
形  態 後泊、3名
時  間 所要02:10/歩行00:30
アクセス 自家用車、03:30
備  考 路地歩き、各施設Pなし
拝観パンフレット-1/4
「松山常次郎記念館」拝観パンフレット
「九度山まちなかマップ」案内板、※写真クリックで拡大
松山常次郎記念館正面
米金の金時像について
今も町の人々から親しまれている「米金の金時像」は、南紀荘平の作です。彼が大正のはじめころ、東山に窯を築いて焼き上げたものです。高さ:約2mあまり、こんな大きな陶像は全国的にも珍しいといわれています。
南紀荘平は、天才肌の奇人で独身、窯場の小屋に住み、入り口に「わが家をきぎすの窯とそしれども、月も差し込み花も散りこむ」と書いた札をぶらさげてあったそうです。大正7年には、くぬぎ山を開いて新しい窯場を作りましたが、翌年那智山の不老軒から招かれ、銀竜焼きを創設し大正9年44才で客死しました。
彼の作品は、大小さまざまの仏像や動物などの立体ものをはじめ、茶器・香ろう・皿・壺などのうつわ類も、九度山の土味を生かした彼独特の野趣のあふれたものであったことから、九度山焼きまたは荘平焼きと呼ばれ珍重されました。
真田古墳
真田古墳
米金(こめきん)の金時像
「真田古墳(真田の抜け穴伝説)」案内板、※写真クリックで拡大
真田ミュージアム、※写真クリックで詳細表示
拝観パンフレット-4/4
拝観パンフレット-1/4
拝観パンフレット-3/4
「松山常次郎記念館」案内板、※写真クリックで拡大
松山常次郎記念館右正面
「米金医院」の看板がけけられた古民家
真田古墳
善名称院(真田庵)、※写真クリックで詳細表示
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