標 題 | 平安神宮 應天門 |
山 行 日 | 2023年03月24日、(雨/曇) |
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京都市左京区岡崎 |
間 口 | 五間三戸 |
特 徴 | 二重門、 |
リ ン ク | 社寺探訪:平安神宮230324 |
概 要 | 應天門は、平安京朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層の楼門で、丹塗り(にぬり、丹=赤や朱に塗られたもの)が華麗に映える京都市指定の建造物です。門の上方には「應天門」と書かれた扁額が掛けられています。かつて平安京の應天門に掲げられていた額は弘法大師の手によるものといわれていますが、弘法大師は額が掲げられてから「應」の字の点を一つ書き忘れたことに気づき、筆を投げて点を書き加えたと伝えられています。どの部分が間違っていたのかというと、文字の1番上の点の部分です。諺の「弘法も筆のあやまり」は、この言い伝えに基づくとされています。 平安神宮の應天門の扁額を書いたのは、福岡県大宰府の宮小路康文氏だそうです。宮小路氏は、空海の書法を極めた名筆家で、扁額を書く前に高野山で1週間、沐浴潔斎をしてから京都に入ったということです。「應天門」の3文字にかける意気込みが伝わってくる逸話です。 |