標 題 | 彦根城の三橋 |
山 行 日 | 2013年(平成25年)04月08日(晴) |
地 域 | 25zn:彦根東部/南西N |
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滋賀県彦根市金亀町 |
撮影場所 | 彦根城 |
リ ン ク | 山悠々:彦根城130408、彦根城120413、彦根城110412、彦根城030407 |
概 要 | 江戸時代初期、彦根山に鎮西を担う井伊氏の拠点として置かれた平山城(標高50m)です。山は「金亀山(こんきやま)」との異名を持つため、城は金亀城(こんきじょう)ともいわれます。多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城で、江戸時代および明治2年(1869)の版籍奉還後から毎時4年(1871)の廃藩置県まで彦根藩の役所が置かれました。天守が国宝指定された四城の一つに数えられるほか、附櫓及び多聞櫓は国宝、城跡は国の特別史跡かつ琵琶湖国定公園第1種特別地域です。 彦根城には、内堀に3本、外堀に1本、場内櫓に1基架けられています。紹介の橋は、天秤櫓廊下橋、表門橋、大手門橋で、すべて木造です。 長浜城から移築したといわれている天秤櫓につく天秤櫓廊下橋は、空堀を渡るようにかけられ、いざという時には橋を落とし、敵の進入を防ぐことも考えられていました。かつては、防備の城兵の移動を敵方に知られないために、屋根や壁が設けられていたそうです。天秤櫓(重文)は、堀切の上の廊下橋を渡った突き当たりにあたり、長い多聞の左右の端に2重2階の一対の隅櫓を構え、あたかも天秤ばかりのような独特な形をしているところから名付けられたそうです。時代劇の撮影などでも使われています。 内堀に架かる表門橋は、東のいろは松のある佐和口櫓を抜け、馬屋(重文)の角を曲がると表門橋にでます。現在の彦根城の表玄関です。 内堀に架かる大手門橋は、鎮西を旨とする彦根城の本来の正面に当たり、京都(西側)方面に門戸を広げている位置にあります。 |