おほふらじんじゃ | ルート | 浄信寺P(09:35)〜林道分岐(10:10)〜尾根出合 〜田上山・城址(13:25)〜意冨布良神社(12:15/12:45) 〜淨信寺(12:55)〜淨信寺P(13:15) |
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意冨布良神社 | |||
地 域 | 25nn:木之本/南東S | 概要 主祭神:建速須佐之男命、創建:白鳳4年(676)、本殿の造り:一間社流造。裏山の大洞山は古来霊峰として神域であり、麓に里宮があります。武運長久の神様であることから、歴代武将の尊崇が厚かったそうです。古来、北国往還の要衝にあります。寿永2年(1183)、木曽義仲が北国より上京のおり、神宮寺に宿陣。観応2年(1351)、足利尊氏が八相山戦のとき、桃井若狭守が戦勝を祈願しました。京極氏家臣:井口氏は、応安2年(1373)、大般若経を寄進するなど豪族の奉献も多く、慶長6年(1601)、豊臣秀頼が再建しました。明治6年(1873)、王布良天王と称したのを意冨布良と改め、後に県社となります。神紋は左巴、文化財に神像、釣灯籠、獅子頭などがあります。鳥居が多いのが第一印象で、狛犬は結構個性的です。旧北国街道から神社に至る道は狭く、鳥居前には太鼓橋が架かっています。 | |
滋賀県木之本町 | |||
標 高 | 137m/135m=02m | ||
距 離 | 約―km、斜度:max―゜ | ||
体力度 | ―P、Θ | ||
山行日 | 2015.11.16、(晴・曇) | ||
形 態 | 日帰り、2名 | ||
時 間 | 所要00:30/歩行00:15 | ||
アクセス | 自家用車、01:10 | ||
備 考 | 特に支障なし |
壱之橋(太鼓橋) 詳細はこちらから |
一の鳥居 |
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意冨布良神社由緒:石碑 |
二の鳥居 |
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意冨布良神社由緒 御祭神 建速須佐之男命 合祀神 大穴牟遅命 猿田彦命 八意思兼神 梨迩臣命 意冨良神社の草創は飛鳥時代と言われ、往時は近江国四祓所の一社として大社でした。裏山の大洞山は古来霊峰として神域視され、山麓一帯は里宮と呼ばれていました。山腹にも三社があり、共に天武天皇の御代、白鳳4年(676)の鎮座と伝えられています。麓の宮は王布艮天王社或は天王宮といい、奈良時代には神宮寺とも称されていました。 祭神は、牛頭天王又は田上天王とも申し、梨迹臣命と合せて、当地開拓の祖神として崇められ、延喜式内社でした。かつては田部地先の北国往還路に一の鳥居があり、旅人が乗馬のまま通るとよく落馬したという伝えがあります。 寿永2年(1182)5月、木曽義仲が上洛の途次、当社に祈願しました。その時兜を置いた石を「兜石」と各付け、現存しています。 観応2年(1351)8月、足利氏八相山合戦の時、将軍桃井若狭守直常が上の宮に加護を祈りました。また豪族井口弾正源正は当社を厚く崇敬し、応安6年(1373)12月、大般若経を寄進しました。 天正年間、織田信長が小谷城攻略の時、田上山城を攻め、朝倉義景は敗北し、同時に社殿は焼失してしまいました。幸い、御神像は御安泰で、麓の天王宮に合祀されました。天正11年年(1583)、賤ヶ岳の戦いで再び兵火に遭遇しましたが、慶長6年(1601)、豊臣秀頼が再建し、延宝4年(1676)には井伊玄蕃頭が奉拝しています。 明治6年(1873)、意冨布良神社と改め、明治18年(1885)、郷社に列し、大正14年(1925)、県社に昇格しました。御神像は、大正10年、国の美術鑑定により延喜時代のものであるという鑑査状を受けています。摂社として豊栄神社、神明宮、末社に天満宮、稲荷社、境内地外に秋葉神社、五社宮、金比羅宮が鎮座されています。(境内石碑) |
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弐之橋 |
境内 |
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手水舎吐水口 詳細はこちらから |
三の鳥居 |
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三の鳥居神額「意富布良神社」 |
摂社鳥居 |
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摂社鳥居 |
玉垣 |
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四の鳥居 |
四の鳥居神額「意富布良神社」 |
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摂社鳥居:淵側 |
摂社鳥居:内側 |
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拝殿正面 |
拝殿神額「式内 意冨布良神社」 |
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吽形狛犬 |
阿形狛犬 |
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本殿、拝殿左正面 |
本殿、瑞垣、幣殿 |
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本殿、瑞垣右正面 |
本殿屋根右側面 |
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拝殿左背面 |
拝殿側面の注連縄と結界木 |
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秋葉神社 |
田上山天満宮鳥居 |
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田上山天満宮社殿 |
豊栄(とよさか)神社社殿(神明さん) |
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稲荷大明神 |
天満宮鳥居背面 |
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田神山観音寺 |
観音寺正面 |
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観音寺向拝扁額 |
奉納額 |
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鐘楼 |
鐘楼見上げ、鐘楼扁額「施無畏」 |
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「施無畏」説明板 |
観音寺参道 |
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観音寺参道から手水舎・境内 |
二の鳥居から一の鳥居 |
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意冨布良神社境内の紅葉 | |||||||||