えなじんじゃ ルート 恵那神社(10:50/11:30)
恵那神社
地  域 21e:中津川/南西C 概要 恵那神社は、主祭神:伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)・伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)、社格等:式内社(小)・旧県社、創建年:不明、本殿の様式:流造り。恵那山は、伊弉冉命(いざなみのみこと)が天照大神を生んだ際、胞衣(えな:へその緒のこと)を納めた地であり、かつては恵那山自体が御神体であったといわれます。神仏習合により、恵那権現とも称されました。この胞衣を洗い清めたのが、宝永元年(1704)に豪雨による山崩れで消滅した血洗池で、現在は血洗神社があります。御嶽山黒沢口を中興開山した覚明行者が、この恵那山を山岳道場として修行に励んだともされ、濃尾平野の人々にとって、伊吹山と共に恵那山は信仰の対象になった山と云われ、その中心地となったのが恵那神社と云われています。恵那山を中心とし、西に恵那神社、東に阿智神社が位置しています。掃除が行き届き、荘厳な佇まいです。
Mapion 岐阜県中津川市中津川
標  高 679m/653m=26m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2025.03.13、(晴)
形  態 後泊、3名
時  間 所要00:40/歩行00:20
アクセス 自家用車、02:10
備  考 階段参道、狭い道路
恵那山望遠
三の鳥居からの階段参道、奥に拝殿
狛犬
狛犬檀からの拝殿右正面見上げ
「恵那神社の夫婦杉」案内板、※写真クリックで拡大表示
拝殿からの夫婦杉
篝火場
奥宮(恵那山山頂)遥拝所
奥宮(恵那山山頂)遥拝所
狛犬の檀からの拝殿・夫婦杉
狛犬の檀からの拝殿・夫婦杉
境内社
吽形狛犬
神代杉
文楽奉納殿前広場、階段参道
「恵那神社」案内板、※写真クリックで拡大表示
蔵、右:手水場
吐水龍
手水場
高札「恵那神社の由緒」、※写真クリックで拡大表示
三の鳥居
二の鳥居
鳥居前道路、※集落への進入路はかなり狭い
延喜式神名帳より後に作成された『美濃国神名帳』には、恵奈郡七社があり、恵那山山頂の社を恵奈神社、中津川市川上(かおれ)の社を加上明神と記されています。恵那山頂には、摂社として葛城神社(一言主命)、富士神社(木花咲開姫神)、熊野神社(速玉男命)、神明神社(天照大神・豊受大神)、劔神社(天目一箇命)、一宮神社(猿田彦神)が祀られています。かつて、麓の里宮のあたりには別当寺の宗泉寺もありましたが、天正2年(1574)に武田勝頼から指令を受けた木曽義昌が阿寺城を攻略した際に、寺や殿舎が壊敗したと伝わります。
元々は、恵那山山頂が本宮、麓が前宮でしたが、元和6年(1620)に前宮を新たに造営し直した際に、本宮が奥宮、前宮が本宮に変更されました。明治6年(1873)に郷社、大正14年(1925)に県社となりました。

本宮の前にある夫婦
が、昭和41年(1966)に岐阜県の天然記念物に指定されました。左側の夫杉が幹周り6.29m・高さ47m、右側の婦杉が幹周り5.48m・高さ46m、推定樹齢が600〜800年で、樹勢は旺盛です。
一の鳥居見返り
一の鳥居越しの恵那山
一の鳥居(帰路)
二の鳥居(帰路)
三の鳥居からの二の鳥居俯瞰
三の鳥居からの二の鳥居俯瞰
狛犬檀からの三の鳥居
拝殿右側面・篝火場
拝殿・幣殿・本殿右側面
幣殿・本殿右側面
遥拝碑、※写真クリックで拡大表示
「天地の御租の道を伝えんと 生まれ出でませし 絵なの大神」
本殿左側面
幣殿・本殿右側面
拝殿左脇絵馬掛場
拝殿内部
扁額裏説明板「渋沢栄一直筆 神額 明治44年奉納(レプリカ)」
「従三位勲一等男爵渋澤榮一書」
拝殿扁額『惠那神社』
狛犬の檀からの拝殿・夫婦杉
御神像
阿形狛犬
文楽奉納殿
手水舎
三の鳥居
二の鳥居・階段参道
「金幣社」社号碑
「郷社」・「縣社」社号碑
一の鳥居
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