札所番 第10番 御影札
山 号 得度山(とくどざん)
院 名 灌頂院(かんじょういん)
寺 名 切幡寺(きりはたじ)
宗 派 高野山真言宗
寺 格
本 尊 千手観世音菩薩
創 建 伝:弘仁年間(810〜824)
開 基 伝:空海(弘法大師)
正式名 得度山 灌頂院 切幡寺
文化財 大塔(国の重要文化財)
 参 道 長い石段参道(333段)、女厄坂・男厄坂
奥ノ院 八粗大師 
体力度 ★★★★★
真 言  おん ばざらたらま きりく
御詠歌 欲心を ただ一筋に 切幡寺 後の世までの 障りとぞなる
旅 程 9番:法輪寺→3.8km→10番:切幡寺→9.3km→11番:藤井寺
住 所 〒771-1623 徳島県阿波市市場町切幡字観音129番地
 地理院 北緯34626.9秒  東経1341814.3
TEL 0883-36-3010 御朱印
寺HP
宿 泊 宿坊:なし
駐車場 無料、普通20台、中・大型:進入不可
 略縁起

寺伝によれば、修行中の空海(弘法大師)が、着物がほころびた僧衣を繕うため機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出した。これに感激した空海が娘の願いを聞くと、父母の供養のため千手観音を彫ってほしいとのことであった。そこで、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度させ、灌頂を授けたところ、娘はたちまち即身成仏して千手観音の姿になったという。

 概 要

大塔:徳川家康の勧めにより豊臣秀頼が父・秀吉の菩提を弔うため慶長12年(1607年)大坂住吉大社の神宮寺に建立した。明治初年の廃仏毀釈により廃寺となったため明治6年(1874年)に移築された(重要文化財)。国内の二重塔では、初層も二層も方形という形式で現存しているものは当塔のみである。
山麓から本堂まで、約800メートル。333段の石段があり、女厄坂、男厄坂を上り切ると本堂。

山門正面
山門扁額『得度山』
山門背面
記載内容はwikipediaから抜粋編集
階段参道
本堂左正面、車はこの近くまで登れる
西国霊場-TOP
発心の道場:第1番〜第23番札所:阿波の国(徳島県)
納経所・庫裏越の大塔
階段参道(帰路)
はたきり観音
大塔、不動堂(手前)
本堂扁額
大師堂(左)、鐘楼(右)
本堂正面
木造平屋建、正面三間側五間、入母屋屋根及び平入唐破風向拝銅板葺
大師堂