やぐるまそう | 北海道西南部から本州に分布し、深山の谷沿いの林床など、湿り気のある場所に生育する多年草。根出葉は、5枚の小葉からなる掌状複葉で、葉柄は50pに達し、小葉は倒卵形で先端が、3〜5浅裂します。草丈は1mほどになり、短い葉柄をもった茎葉が数個互生します。花は、先端に円錐状の花序をつけ、花弁はなく、花弁にみえる萼裂片は、始め緑白色で、後に白色に変わります。和名の由来は、小葉の構成が、端午の節句の鯉のぼりに添える「矢車」に似ることから。 | |
矢車草 | ||
科 目 | ユキノシタ科 | |
花 期 | 6月から7月頃 |