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山の彩り-山野草
おさばぐさ 日本特産。本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、亜高山帯の日光が直接当たらない林床や林縁に生育する多年草。葉は多数根生し、基部は短い柄をもち、櫛の歯状に深く裂け、表面にあらい毛をもちます。裂けた羽片の幅は3mmくらいになります。花茎は直立し、花茎の上部に、白色の4弁の花を下向きに多数つけ、小花柄の長さは10〜15mm、花弁は長楕円形で長さは5mmになります。和名の由来は、葉の形がシダ類に似、機織の筬(おさ)に似ていることから。
筬葉草
科 目 ケマンソウ科
花 期 6月から8月頃
20sn、茅野市、横岳(北横岳)、撮影日:206.07.04