ごぜんたちばな | 北海道・本州・四国(愛媛県の石鎚山系が南限)に分布し、亜高山帯から高山帯の針葉樹林帯の下や林縁に生育する多年草。草丈は5〜15cmほど。葉は、2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生にみえます。花の咲く株は、葉が6枚にまで成長したものです。花は、4枚の白い総苞に囲まれ、ハナミズキやヤマボウシに似ています。核果は、秋にハナミズキに似て直径5〜6mmで、赤い実をつけます。和名の由来は、白山の「御前峰」にちなむことから。 | |
御前橘 | ||
科 目 | ミズキ科 | |
花 期 | 6月から8月頃 |