山の彩り：山野草

わさび		日本固有種、北海道から九州に分布し、山地の渓流や清流沿いに生育する多年草。葉は、円形ないし心臓形で、立葵に似ています。葉には長い柄があり、濃い緑色で艶があり、手のひら状に葉脈が走ります。茎先に、白い4弁花をつける。地下茎は、独特の強い刺激性のある香味を持ち、日本原産の香辛料として、欧米や東南アジアで認知度の高まりを見せています。西洋わさびと区別するために「本わさび」とも呼ばれています。地下茎のほか葉茎も食用されます。
山　葵
科　目	アブラナ科
花　期	3月から5月頃