山の彩り-山野草
たかさごゆり |
台湾の固有種。本州の宮城県以南から沖縄に分布し、海岸辺から亜高山帯の、明るい原野や荒野で生育する多年草。園芸用に移入された帰化植物。旺盛な繁殖力のため、西日本を中心に広く野生化しています。黄色みを帯びた百合根状の鱗茎から、丈が1.5mほどに達する直立茎を出し、線形の葉をやや密につけます.花は、茎の上部につき、長さ15cm、直径13cmほど。花弁6枚、花の内側は白色、外側は紫褐色、形はラッパ状で横向きで、少し下に傾くことが多い。 |
高砂百合 |
科 目 |
ユリ科 |
花 期 |
7月から9月頃 |
25znw、彦根市、鳥居本東部山麓、撮影日:2016.08.17
25znw、彦根市、鳥居本東部山麓、撮影日:2015.08.14
テッポウユリに似ていますが、テッポウユリと比べ、茎が比較的太くて丈夫で、丈が1.5mほどに成長するものがあります。花の外側に、薄い紫の筋(テッポウユリとの交配種も野生化しており、交配種には紫色の筋が無いものも有ります。本花は筋が無い)を帯びています。花期が少し遅い(テッポウユリは6〜7月)、などの違いがあります。花長は、テッポウユリよりも大型になります。