いぶきぼうふう | 北海道から近畿地方以東に分布し、山地の草原に育生する常緑の多年草。伊吹山は、分布の南限界に位置します。 葉は直立し、角ばり稜があり、よく分枝します。 葉は2〜3回羽状複葉で、小葉には細かい切れ込みが入ります。 花序形は複散形花序で、花序下には総苞片があり、小花序下には小総苞片があります。 小花は5cm前後の白い五弁花です。和名の由来は、「ボウフウ」とは、セリ科の漢方薬の防風のことを指し、伊吹山で最初に発見されたことから。 | |
伊吹防風 | ||
科 目 | セリ科 | |
花 期 | 8月から9月頃 |