あぎなし | 沖縄を除く日本全土に分布し、山間の湖沼や湿地・溜池・放棄水・田等に生育する多年草。葉は根生、発生初期は、ヘラ状の葉を中心に形成し、次第に矢尻型の葉をつけます。最大100cmになる花茎に、3枚の白い花弁をもつ花が輪生し、まばらな穂となり、穂の上部に雄花、下部に雌花があります。雄花には黄色の雄蕊、雌花には緑色の雌蕊が共に多数あります。果実は翼のある倒卵形。また夏頃から、葉柄の基部に大きさ3〜6mmほどの小さな塊茎を多数産生します。 | |
顎無し | ||
科 目 | オモダカ科 | |
花 期 | 7月から10月頃 |