とうかいこもうせんごけ | 東海地方から近畿地方に分布し、湿地や水の染み出る崖などに生育する多年草。常に表水のあるような湿地にも生育しますが、乾湿の変動がある場所にも生育します。モウセンゴケのように、休眠芽を形成せず、冬季も赤い葉を維持しています。茎はごく短く、葉は根出状に出てロゼットを形成します。葉には腺毛が密生していて、毛の先端には粘液球が付き、葉身そのものも赤みを帯びています。花はピンク色であり、初夏から夏にかけ、次々と小さな花を咲かせます。 | |
東海小毛氈苔 | ||
科 目 | モウセンゴケ科 | |
花 期 | 6月から8月頃 |