山の彩り-山野草
ひるがお |
北海道から九州に分布し、日当たりの良い野原や道端・河川敷などに柵や草木などにに絡み付いて生育する蔓性の多年草。地中に、白色の地下茎を伸ばして増えます。葉は互生し、長さ5〜10cmのほこ形からやじり形で、基部は斜め後方に張り出しますが、裂けません。葉腋から長い花柄をだし、淡紅色の花を1個つけ、花柄に翼はありません。花冠は、直径約5cmの漏斗形、萼は卵形の大きな苞に包まれています。名前の由来は、朝、花が開いて午後にはしぼむことから。 |
昼 顔 |
科 目 |
ヒルガオ科 |
花 期 |
6月から8月頃 |
25ns:山東町、山室湿原、撮影日:2007.08.30
25ni:伊吹町、伊吹山-夜間登山、撮影日:2005.08.09
ヒルガオは花色が濃桃色だけですが、アサガオは赤・青・白など多種色です。花の形は、ヒルガオは、アサガオの花に似て、漏斗状をしています。ヒルガオに種は出来ませんが、アサガオは種ができます。また、ヒルガオは昼間も咲いていますが、アサガオは早朝咲き午前中には萎んでしまいます。ヒルガオの葉はやじり形をしており、アサガオの矛形に比べるとすっきりしています。
25znw:彦根市、鳥居本-路傍、撮影日:2007.07.09