山聲-TOP
山野草-TOP
山の彩り-山野草
16:砺波市、砺波チューリップフェアー、撮影日:2019.04.23
しばざくら 北米原産。北海道から九州に分布し、日当たりと水はけがよく、やや乾燥ぎみの所に生育するホフク性の多年草。茎は5〜10cmほど。葉は1cm程度と小さく、披針形で硬く、よく枝分かれし、地面を覆い尽くすように密生します。サクラに似た形の淡桃・赤・薄紫・あるいは白色の花を咲かせます。常緑のため、法面緑化や公園・庭園など、芝生代わりに植えられます。和名の由来は、葉形や花姿、その匍匐(ほふく)性などから。別名:ハナシバ(花芝)、ハナツメクサ(花爪草)。
芝 桜
科 目 ハナシノブ科
花 期 4月から5月頃
25znw:彦遠視、鳥居本-運動公園、撮影日:2013.04.28
根際から細かく枝分かれした茎に、花をたくさんつけ、開花最盛期はとても目立ちます。花はサクラのように五つの花弁の先が欠けています。花色違いのほか、絞り咲きなど改良品種がいくつかあります。葉はやや濃いめの緑色で細い線状。株は地を這うように横に広がり、花のない時期も優れたグランドカバーになります。乾燥にとても強い反面、日照不足や湿気にはとても弱いです。丈夫で長持し、土質もあまり選びませんが、極端に排水性の悪い場所や高温多湿な所は好みません。