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山の彩り-山野草
さくらたで 本州・四国・九州に分布し、日当たりの良い水辺や湿地に生育する多年草。茎はやや太い節があり、高さ50〜100cm。地下茎を横に伸ばして増えます。葉は互生し、長さ7〜13cmの披針形で先は鋭く尖り、基部は楔形。茎先に、穂状の花序を出し、淡紅色の花を蜜につけます。花は、5深裂する萼からなり、雌雄異株。和名の由来は、花色がサクラの花に似ることから。淡い桃色の五つの花びらが、小さな桜を想わせます。よく似たシロバナタデは、花序が垂れ下がります。
桜 蓼
科 目 タデ科
花 期 8月から10月頃
25znw:彦根市、鳥居本路傍、撮影日:2011.09.27