からいとそう | 日本の固有種。本州中部地方の日本海側に分布し、高山や亜高山の草原に生育する耐寒性の多年草。草丈は30〜100cm。葉は、羽状複葉をしています。長円形をした花穂に、絹糸に似た桃色の雄しべをつけます。つぼみの頃は上を向いていますが、先の方から順に開花しはじめると、重くなるので下に垂れ下がるようになります。花びらはなく、雄しべが萼片より長く突き出すので、この花糸の色が目立ちます。和名の由来は、美しい花糸を中国産の唐糸に見立てたもの。 | |
唐糸草 | ||
科 目 | バラ科 | |
花 期 | 6月から9月頃 |