ひがんばな | 日本全土に分布し、人里に近い川岸や田の縁などに生育する多年草。花の咲く時には葉はなく、花の後に線状の葉が出て、翌春に枯れます。花茎の先に赤い花をつけ、花被片は6枚で強くそり返り、長い雄しべが目立ちます。鱗茎に、リコリンというアルカロイドを含み、有毒植物とされています。漢方では、鱗茎を石蒜(せきさん)と言い、去痰・催吐薬にします。また鱗茎中には、大量のデンプンが含まれ、水にさらすと食用になります。 別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華) | |
彼岸花 | ||
科 目 | ヒガンバナ科 | |
花 期 | 9月から10月頃 |