おおれいじんそう | 北海道から本州の中部地方に分布し、亜高山の湿った草地や林縁に生育する多年草。根際から生える葉は、腎円形で7〜9つに中裂します。茎につく葉は、上にいくほど柄が短くなり、葉も小さくなり、表面には、細かい毛が生えます。茎先に大形の総状花序を出し、淡い黄色の花を数十輪つけて、下から咲き上がります。花弁のように見えるのは、萼片で5枚。花弁は2枚で、萼片の中に隠れていて見えず、距は細長い。和名の由来は、雅楽の伶人がかぶる冠に似ることから。 | |
大伶人草 | ||
科 目 | キンポウゲ科 | |
花 期 | 7月から8月頃 |