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山の彩り-山野草
おおれいじんそう 北海道から本州の中部地方に分布し、亜高山の湿った草地や林縁に生育する多年草。根際から生える葉は、腎円形で7〜9つに中裂します。茎につく葉は、上にいくほど柄が短くなり、葉も小さくなり、表面には、細かい毛が生えます。茎先に大形の総状花序を出し、淡い黄色の花を数十輪つけて、下から咲き上がります。花弁のように見えるのは、萼片で5枚。花弁は2枚で、萼片の中に隠れていて見えず、距は細長い。和名の由来は、雅楽の伶人がかぶる冠に似ることから。
大伶人草
科 目 キンポウゲ科
花 期 7月から8月頃
16:富山市有峰、薬師岳、撮影日:2016.08.03
20an:白馬村、白馬岳-猿倉/栂池、2005.07.21