のぼりふじ(ルピナス) 北アメリカ西部を中心に世界で200種以上が栽培されています。日本では、明治期に緑肥用作物として導入されました。園芸植物としての栽培が始まったのは近世になってからで、現在は園芸植物としての栽培が一般的です。日本全土に分布し、日当たりのいい場所に生育する多年草(常緑)、秋まきは一年草から二年草。葉には長い柄があり、草丈は40-150cmくらいになります。春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせます。
昇藤(ルピナス)
科 目 マメ科
花 期 4月から6月頃
基本的に、蒸し暑いのが苦手で、比較的冷涼な気候を好みます。中〜大型の植物です。葉は、手を広げたような形で、花穂を長く伸ばして蝶形の花をたくさん咲かせます。花色は、黄・橙・赤・青・桃・白色などがあり、花穂は大きくなるもので70cmに達します。花後には、枝豆のようなサヤができ、中にはマメ(種)が入っています。花名の由来は、ラテン語で「狼」を意味するルプスからきているといわれます。和名は、ハウチワマメ属(葉団扇豆属)、花の様子がフジに似て、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれます。
25w:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08
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