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山の彩り-山野草
おもと 関東地方から沖縄に分布し、山地に自生状態で生育する常緑の多年草。葉は、革質の分厚い針のような形で根元から生え、40cmほどの大きさに育ちます。花茎は、葉の間から伸ばし、淡い黄緑の花を円筒状に密生させます。晩秋につく実は、赤く艶のある液果で、鳥が好みます。有肺類により、花粉が媒介される(蝸牛媒花)という特殊な生態を持ちます。赤い実と緑の葉の対照が愛され、観賞用として古くから栽培され、江戸中期に爆発的に流行しました。秋の季語。
万年青
科 目 スズラン科
花 期 5月から6月頃
25znn:彦根市/多賀町、比婆之山/高取山(男鬼)、撮影日:2011.04.02