山聲-TOP
山野草-TOP
山の彩り-山野草
むらさきまむしぐさ 北海道から九州に分布し、山地や原野の湿った林床に生育する多年草。春、地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に花序があります。茎には、褐紫色の模様があります。葉は、多数の小葉に分かれます。地方変異が大きく出ます。花の苞は濃紫色で白い条が縦に走ります。果実は、秋に橙色に熟し、トウモロコシに似た形状となります。和名の由来は、茎の模様がマムシの皮膚の模様に似ていることから。球根に強い毒性があります。
紫蝮草
科 目 サトイモ科
花 期 5月から6月頃
25zc:永源寺町、銚子ヶ口/大峠の頭、撮影日:2014.05.10