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はなしょうぶ ノハナショウブの園芸種で、日本全土で栽培され、湿地や草地で生育する多年草。根茎は、地表を横走し、頂芽に花柄をつけます。葉は、2列に互生し長さ60〜100cmで剣状。花茎は高さ70〜120cmで、茎頂に2〜3花をつけます。花径は15〜25cm。花形は、三英咲き・六英咲き・八重咲き・玉咲き・爪咲きなどがあります。花の色は、白・桃・紫・青・黄など、その数は2,000種以上とも、また咲き方や、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると5,000種類あるといわれています。
花菖蒲
科 目 アヤメ科
花 期 5月から6月頃
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-1
25s:大津市、石山寺、撮影日:2013.05.26
21e:可児町、みたけの森、撮影日:2011.06.22
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-7
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-6
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-3
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-2
25nn:木之本町、オトチの岩窟、撮影日:2013.11.18
15j:上越市、林泉寺、撮影日:2017.05.23
江戸時代中期に園芸的に育成され始めたといわれ、育成地にごとに園芸品種群が生まれました。品種が豊富な江戸系、室内観賞に発展してきた伊勢系・肥後系、元種の特徴を強く残す長井古種の4種に分類でき、古典園芸植物でもあります。
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブはよく似ていますが、花びらの基のところに、花菖蒲は黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様があることで区別できます。なお、「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があり、どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味ですが、見分けがつきがたいという意味にも用いられます。端午の節句でショウブ湯に使われるのは、サトイモ科のショウブです。
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-5
25wn:新旭町、風車村、撮影日:2012.06.08-4