かんすげ | 本州の中部太平洋側から九州に分布し、山間の谷間や水辺に生育する多年草。多数の根出葉をやや斜め上に伸ばし、花穂は、1つの株から多数出ます。穂は、葉より高くは伸びず、葉の間から姿を見せます。先端には、褐色で細長い紡錘形の雄小穂がつき、それより下の花茎からは、黄っぽくもしくは白っぽくみえる数個の雌小穂が出ます。穂全体としては、刺々した感じになります。和名の由来は、幅広くやや厚みのある固い葉で、常緑性で冬も葉をつけていることから。 | |
寒 菅 | ||
科 目 | カヤツリグサ科 | |
花 期 | 4月から5月頃 |