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山の彩り-山野草
かんすげ 本州の中部太平洋側から九州に分布し、山間の谷間や水辺に生育する多年草。多数の根出葉をやや斜め上に伸ばし、花穂は、1つの株から多数出ます。穂は、葉より高くは伸びず、葉の間から姿を見せます。先端には、褐色で細長い紡錘形の雄小穂がつき、それより下の花茎からは、黄っぽくもしくは白っぽくみえる数個の雌小穂が出ます。穂全体としては、刺々した感じになります。和名の由来は、幅広くやや厚みのある固い葉で、常緑性で冬も葉をつけていることから。
寒 菅
科 目 カヤツリグサ科
花 期 4月から5月頃
25znn:米原町/岐阜県上石津町、谷山/幾理山、撮影日:2009.04.18