おやまぼくち | 北海道から本州に分布し、山野の日当たりのよい場所に生育する多年草。草丈は100〜150cmほど。全体に、アザミ属に似た印象もありますが、葉にトゲはありません。茎は、上部でよく枝分かれし、花茎の先に暗赤色の4〜5cmの頭花を下向きにつけます。つける頭花も大型で迫力があります。根は、漬け物などにして食べられます。山菜として、「ヤマゴボウ」と称されます。和名の由来は、茸毛(葉の裏に生える繊維)が、火起こし時の火口(ほくち)として用いられたことから。 | |
雄山火口 | ||
科 目 | キク科 | |
花 期 | 9月から11月頃 |