やまおだまき | 北海道から九州に分布し、山地の林縁や草地に生育する多年草。花の色や形には変異が多く、通常は花弁が黄色で、萼片やうしろに長く伸びる距が紫褐色で、太い根茎があります。高さは40〜70cmほど。根生葉は、2回3回複葉、茎葉は1回3出複葉で小葉は扇形、先が2〜3中裂し、裂片はさらに浅裂します。花弁は黄色味を帯び、距は褐色になります。距の先は、ほとんど曲がりません。和名の由来は、糸を巻く道具を苧環といい、花の形がこの道具に似ていることから。 | |
山苧環 | ||
科 目 | キンポウゲ科 | |
花 期 | 6月から8月頃 |